「あさひなぐ」のこざき亜衣が装画を手がけた、河邉徹による小説「僕らは風に吹かれて」が本日3月10日に刊行された。
「僕らは風に吹かれて」は、ピアノロックバンドのWEAVERでドラムと作詞を担当しながら、小説家としても活動している河邉の新作小説。コロナ禍の影響で自身も思うようにバンド活動ができなくなった中で書き上げたという同作は、ファッション系のインスタグラマーとして活動する主人公の湊が、天才的なボーカリストである蓮に誘われ、彼が率いるインディーズバンド・ノベルコードに参加するところから始まる。音楽シーンを駆け上がるバンドの物語と、その状況に翻弄される主人公の姿が、“コロナ禍”というキーワードを交え描かれていく。