ヤマザキコレ「魔法使いの嫁」を原作としたアニメの新プロジェクトが始動。ヤマザキ原案による新作エピソード「魔法使いの嫁 西の少年と青嵐の騎士」のアニメーション制作が告知された。
「魔法使いの嫁 西の少年と青嵐の騎士」は全3部作のOADとして、単行本の16巻~18巻の特装版に収録予定。物語はチセが学院の聴講生となる少し前、不気味な馬を連れたスプリガンが「今回の亡霊猟団の様子がおかしい」という言葉とともに邸宅を訪れるところから始まる。一方、自身の境遇、友人との別離、不慣れな土地、すべてに退屈していた普通の少年・ガブリエルは、厚いベールの裏側に生きる魔法使いたちの世界と交わることとなり……。
アニメーション制作は、これまでアニメシリーズを手がけたWIT STUDIOからバトンを受け継ぐ形で、今作のために新設されたスタジオカフカが担当。新プロジェクトの発表に伴い、スタジオカフカ描き下ろしによるOADのメインビジュアルが披露された。同時に新たなPVも公開に。スタジオカフカがアニメーションカットを制作し、キャラクターボイスは今回のために新録されたものが使用されている。「『魔法使いの嫁 西の少年と青嵐の騎士』前篇」が同梱される「魔法使いの嫁」16巻の特装版は9月10日に発売。16巻にはOADの3部作を収納できる、ヤマザキ描き下ろしのBOXが付属する。書店では6月13日まで予約を受付中。
また原作者のヤマザキ、監督の寺澤和晃、キャラクターデザインを手がける加藤寛崇、総作画監督を務める徳岡紘平からは新プロジェクトの始動を祝うイラストコメントが到着。これまでのアニメシリーズに引き続きキャラクターボイスを担当する、チセ役の種崎敦美、エリアス役の竹内良太からも喜びのメッセージが寄せられている。なお本日3月10日には「魔法使いの嫁」15巻、スピンオフとなる「魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件」4巻、「魔法使いの嫁 詩篇.108 魔術師の青」4巻の3タイトルが同時発売された。
種崎敦美(チセ役)コメント
まほよめ新アニメプロジェクトが始動です。「魔法使いの嫁」が。
あのまほよめの世界が。またアニメーションで見られます。幸せです。
同じ気持ちでいてくださる方、待っていてくださった方にまたお届けできる事がとても嬉しいです。
変わらず、大切に臨ませていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
原作や新しいPVなどなど堪能しつつ…楽しみに待っていてくださいね。
竹内良太(エリアス役)コメント
TVシリーズから3年…再び、エリアスを演じる事が出来て嬉しい限りです!
新たな物語、新たな登場人物…。新たな者たちと触れ合う事により、チセやエリアスがどう成長していくのか…何を感じるのか。演じる側として、収録がとても楽しみです!
以前取材やイベントで、エリアスが自分から離れて、息づいていると話した事がありました。再び演じるにあたり、もう一度エリアスの事を深く思考し、寄り添ってお芝居していきたいと思います! これからまほよめに触れる皆様、ファンの皆様、どうぞ楽しみにしていて下さいませッ!
OAD「魔法使いの嫁 西の少年と青嵐の騎士」
スタッフ
原作:ヤマザキコレ「魔法使いの嫁」(ブレイドコミックス / マッグガーデン刊)
監督:寺澤和晃
脚本:高羽彩、米内山陽子
キャラクターデザイン:加藤寛崇
総作画監督:徳岡紘平
色彩設計:小針裕子
美術監督:田村せいき
撮影監督:鈴木麻予
CGIディレクター:宮地克明
編集:今井大介
音楽:松本淳一
音楽制作:フライングドッグ
音響監督:はたしょう二
音響効果:出雲範子
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
アニメーション制作:スタジオカフカ
製作:魔法使いの嫁OAD製作委員会
キャスト
羽鳥チセ:種崎敦美
エリアス:竹内良太
ルツ:内山昂輝
シルキー:遠藤綾
ティターニア:大原さやか
オベロン:山口勝平
スプリガン:安元洋貴
※種崎敦美の崎はたつさきが正式表記。