ミュージカル「黒執事」寄宿学校編、開幕!各寮がクリケット大会で歌い踊り戦う
枢やな「黒執事」を原作とした「ミュージカル『黒執事』~寄宿学校の秘密~」が、本日3月5日に東京・天王洲銀河劇場にて開幕した。
「ミュージカル『黒執事』~寄宿学校の秘密~」は、単行本14巻から18巻に収録されている「寄宿学校編」をもとにしたストーリーが展開する。女王からの依頼で名門寄宿学校・ウェストン校に先生と生徒になりすまし潜入調査をすることになったセバスチャンとシエル。そこでは絶対君主である校長と、校長に面会が許されている監督生4人、通称P4が君臨していた。シエルは事件調査のため、P4にあらゆる手段で近付くことになる。セバスチャン・ミカエリス役は立石俊樹、シエル・ファントムハイヴ役は小西詠斗と、今作よりキャストが一新された。
舞台はセバスチャンとシエルの出会いや、「切り裂きジャック編」「ノアの方舟サーカス編」「豪華客船編」と、これまでミュージカル化されてきたエピソードのダイジェストから幕開ける。そして場面は寄宿学校へと変わり、「深紅の狐(スカーレット・フォックス)寮」「翡翠の獅子(グリーン・ライオン)寮」「紺碧の梟(サファイア・オウル)寮」「紫黒の狼(ヴァイオレット・ウルフ)寮」と呼ばれる4つの寮の頂点に立つP4が登場。それぞれの寮の特徴を表現した楽曲にも注目だ。2幕では、校長に面会するチャンスを得るため、シエルは寮対抗のクリケット大会に「紺碧の梟寮」の寮生として参加し画策を巡らせる。クリケットバットを持ち華やかに踊る様や、各寮生が放つさまざまな技も見どころ。「紫黒の狼寮」と「翡翠の獅子寮」の試合では、ラップバトルも繰り広げられる。
初日を迎えた立石と小西からはコメントも到着。立石は「原作『黒執事』の世界観と、ミュージカルならではの“生”でしか感じられない魅力を存分に届けられるよう大千秋楽まで大切に表現したいと思います」と述べ、小西は「セバスチャンとの主従関係を大切にしながら公演を楽しもうと思います!」と意気込みを寄せた。
「ミュージカル『黒執事』~寄宿学校の秘密~」の東京公演は3月21日まで。その後、大阪・メルパルクホール大阪で3月25日から28日まで、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで4月1日から4日まで上演される。なお大千秋楽公演はStreaming+とシアターコンプレックスにてライブ配信されるほか、9月29日にはBlu-ray / DVDが発売となる。
立石俊樹(セバスチャン・ミカエリス役)コメント
まずは無事に初日を迎えられることに幸せを感じています。
このような状況下で、公演ができるように尽力くださるスタッフさんやご鑑賞くださるお客様に感謝の気持ちです。
私たちはこのミュージカル「黒執事」を届けることに意味、責任があると思っています。
原作「黒執事」の世界観と、ミュージカルならではの“生”でしか感じられない魅力を存分に届けられるよう大千秋楽まで大切に表現したいと思います。
皆様、ご来場する際には体調にお気を付けてお越しください。
よろしくお願いします。
小西詠斗(シエル・ファントムハイヴ役)コメント
ついに、この日を迎え、無事に開幕できるということを本当に嬉しく思います。
大変な状況の中、みんなで力を合わせて集中して頑張ってきたので、是非皆さんと楽しい時間を過ごせたらと思います。
セバスチャンとの主従関係を大切にしながら公演を楽しもうと思います!
こんな状況ですが、お芝居をさせて頂けることに感謝し、僕自身、全公演を全力で頑張ります。
劇場やライブ配信の向こう側でお待ちしています!
ミュージカル「『黒執事』~寄宿学校の秘密~」
期間:2021年3月5日(金)~21日(日)
会場:東京都 天王洲 銀河劇場
期間:2021年3月25日(木)~28日(日)
会場:大阪府 メルパルクホール大阪
期間:2021年4月1日(木)~4日(日)
会場:大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
スタッフ
原作:枢やな(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
脚本:Two hats Ltd.
演出:松崎史也
キャスト
セバスチャン・ミカエリス:立石俊樹
シエル・ファントムハイヴ:小西詠斗
エドガー・レドモンド:佐奈宏紀
ハーマン・グリーンヒル:田鶴翔吾
ロレンス・ブルーアー:里中将道
グレゴリー・バイオレット:後藤大
クレイトン:古谷大和
エドワード・ミッドフォード:中島拓人
モーリス・コール:田口司
チェスロック:福澤侑
ジョアン・ハーコート:内野楓斗
マクミラン:早川維織
デリック・アーデン:山口晃生
ヨハン・アガレス:高橋駿一
西岡寛修、杉山諒二、花見卓也、高橋陸人
ソーマ・アスマン・カダール:岡田亮輔
葬儀屋:上田堪大
(c)2021 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト