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女王蟻が支配する国描く、文善やよひの新連載がウィングスで開幕

本日8月28日発売のウィングス10月号(新書館)では、本誌初登場となる文善やよひの新連載「蟻の帝国」がスタートした。

「蟻の帝国」は、1人の女王蟻が支配する国を舞台にしたファンタジー。この国では身体の作りで階級が分かれており、割り当てられた職をこなす平民の“職蟻”と、騎士の称号を持ち国の要職を担う“兵蟻”が女王蟻の下に存在する。物語は薬屋でいびられながら働く平民の少年・ルーリャが、あるきっかけで城の牢に投獄されてしまうところから動き出す。

また今号では、鈴木有布子「ツールボックス・コンプレックス」が始動。第1話では三姉妹の末っ子で工具マニアの女子高生・美生が、自分と正反対なクラスメイトの玉館さんと秘密の関係になる過程が描かれている。そのほか高嶋ひろみ「山田と加瀬さん。」の最新話も掲載。りさりの読み切り「いのちの許可証」と、那州雪絵「水にうつる思い出」後編も収録された。

なお10月28日に発売されるウィングス12月号では、Cheri+(新書館)で発表されていた佐々木久美子「甘楽歓楽」の移籍連載が開幕。「双璧のカバリエ」と新たなタイトルで、元モデルの穂積と便利屋の藤長のコンビがさまざまな奇妙な事件に挑んでいくさまが綴られる。

※Cheri+のeはeにアクサングラーブが正式表記。