桐丘さな「大正処女御伽話」のTVアニメ化が決定した。「大正オトメ御伽話」のタイトルで2021年に放送される。
「大正処女御伽話」は大正時代を舞台に、事故で右手の自由を失い家を追われた青年・珠彦と、彼の世話をするため嫁としてやってきた少女・夕月が織り成す物語。世の中に嫌気がさし、引きこもりの厭世家と成り果てていた珠彦が、天真爛漫な夕月との同居生活を経て少しずつ変わっていく様子が全5巻で描かれた。同作はジャンプスクエア(集英社)にて2015年から2017年まで連載され、「第3回 次にくるマンガ大賞」第7位、2018年の「アニメ化してほしいマンガランキング」第5位などを受賞した。なお少年ジャンプ+では続編にあたる「昭和オトメ御伽話」も連載された。
解禁と併せティザーサイト、キービジュアル、メインキャスト、スタッフ情報が公開に。珠彦役には小林裕介、夕月役には会沢紗弥がキャスティングされた。監督は「カミワザ・ワンダ」の助監督などを務めた羽鳥潤が担当。脚本を福田裕子、キャラクターデザインを渡辺まゆみ、制作をSynergySPが務める。桐丘は「1921年から始まる物語『大正処女御伽話』が丁度100年後の2021年にアニメ化となりました! これも皆様のお陰です!(本当に本当にありがとうございます!!) アニメで喋ったり歌ったりとカラフルに動くユヅ達を観て漫画とはまた違う新たな魅力が見つかるといいなと思ってます。お楽しみに!」とコメントを寄せた。
TVアニメ「大正オトメ御伽話」
スタッフ
原作:桐丘さな「大正処女御伽話」(集英社 ジャンプコミックス刊)
監督:羽鳥潤
脚本:福田裕子
キャラクターデザイン:渡辺まゆみ
制作:SynergySP
キャスト
志磨珠彦:小林裕介
立花夕月:会沢紗弥