コミックビーム冬の新連載攻勢始まる、第1弾はハセガワM&鳥野しの
ハセガワM「イキ死ニ」、鳥野しの「egg-わたし、あなたの子どもです。-」という2本の新連載が、本日12月11日発売の月刊コミックビーム2021年1月号(KADOKAWA)でスタートした。
「イキ死ニ」はある理由から闇金に追われる女性が、「金は破格」「だが…フーゾクで働く方が千倍マシだ」というワケありの仕事に手を出したことから始まるサイコホラー。“生き物係”というアルバイトに参加することになった彼女は、勤務先として指定された、うらぶれたアパートを訪れるが……。
一方の「egg」では、37歳の未婚女性・丘嶋てるるのもとに、突然見知らぬ少女・アンナが「あなたの子どもです」とやってきたことから物語が動き出す。混乱するてるるだったが、作中では少子化対策および同性婚認可に伴い、有償による第三者からの卵子および精子の提供が合法化されており、てるるにはお金に困って卵子を売った過去があった。1週間だけ家においてほしいと懇願するアンナを、受け入れることにしたてるる。かくして2人の期間限定の同居生活が始まる。
そのほか今号では、須藤真澄「おさんぽマスターズ」と増村十七「バクちゃん」が最終回を迎えた。「おさんぽマスターズ」の単行本は2月、「バクちゃん」の2巻は1月に発売予定だ。
なお次号では三宅乱丈の新連載「fish-フィッシュ-」が開幕。H・G・ウェルズ原作、猪原賽脚本による横島一「宇宙戦争」、いましろたかし「未来人サイジョー」の2作は最終回を迎える。