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リーガルエンタメ「イチケイのカラス」月9ドラマ化、竹野内豊&黒木華が裁判官に

浅見理都「イチケイのカラス」の実写ドラマ化が発表された。竹野内豊主演にて、2021年4月よりフジテレビの月9ドラマとして放送される。

モーニング(講談社)で発表された「イチケイのカラス」は、特例判事補の主人公を中心に、裁判所で働く個性豊かな刑事裁判官や書記官を描くリーガルエンターテインメント。今回のドラマでは原作者の了承のもと、原作マンガで眼鏡をかけている小太りな中年裁判官・入間みちおを主人公に据え、“魂”はそのままに風貌を大胆にアレンジした。みちおは絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い事件の真相を明らかにしていく異端な刑事裁判官という役どころ。髭を生やし、カジュアルな服装と緩い空気をまとった新たな入間みちお像を竹野内が表現していく。また原作では坂間真平にあたる、堅物な裁判官・坂間千鶴には黒木華をキャスティング。ドラマでは性別を女性にし、坂間千鶴という新たなキャラクターとしてみちおとバディを組む。自由奔放で型破りなみちおと、みちおに振り回されながらも真実を掴もうと奔走する、“イチケイ”こと東京地方裁判所第3支部第1刑事部の活躍を描いていくドラマだ。

なお脚本は「絶対零度」シリーズ、「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」などで知られる浜田秀哉が担当。劇中音楽は「HERO」シリーズ、「半沢直樹」シリーズの服部隆之が手がける。原作者の浅見はドラマ化にあたり「大変うれしいです! ドラマで再び『イチケイのカラス』のキャラクターに会えるのを、今から楽しみにしています」と喜びのメッセージを寄せた。

浅見理都コメント

ドラマ化、大変うれしいです! ドラマで再び「イチケイのカラス」のキャラクターに会えるのを、今から楽しみにしています。馴染みのない裁判官という仕事に、興味をもってもらえたらうれしいです!

竹野内豊コメント

台本を読んだ感想

今まで、裁判官の方にはお会いしたこともなければ、刑事裁判官という職業に焦点が当たった連ドラも今まで無かったので、台本を読んで、勉強になりました。イチケイメンバーの会話のテンポも良く、一人一人のキャラクターが生きているので、これは面白い作品になるだろうなと思いました。

視聴者へのメッセージ

刑事裁判官に焦点を当てた連続ドラマは初めてとなります。裁判官も、ご覧になってくださる視聴者の皆様と同じ一人の人間だと思うので、“人を裁く”ということがいかに難しいかということを、一緒に考えていけるような作品が作れたらすてきだなと思います。

黒木華コメント

台本を読んだ感想

イチケイの皆が個性的で、面白いなと思いました。裁判官という中々取り上げられていない仕事にフォーカスがあてられているのも興味深かったです。

視聴者へのメッセージ

個性的なイチケイの皆と、普段あまり触れることの少ない裁判官という仕事を楽しみつつ見ていただけたらと思います。

後藤博幸プロデューサー(フジテレビ第一制作室)

有罪率99.9%-そこに関わる検事や弁護士がドラマで描かれることはよくありますが、その判決を下す裁判官にスポットライトがあたることは意外とありませんでした。今回は、正しい判決をするために奮闘する裁判官たちのその様を、笑いあり、涙あり、サスペンスありでテンポよく描きます。法廷には魅力的なキャラクターが多数登場しますが、中でも、竹野内豊さん演じるみちおの、常識を覆してでも真実を追い求める超マイペースな様、黒木華さん演じる坂間の、冗談の全く通じない堅物エリートっぷりは要注目です! ぜひご家族の皆さんでご覧いただき、元気になっていただいて、この先1週間の糧にしていただければうれしいです。

ドラマ「イチケイのカラス」

2021年4月よりフジテレビで毎週月曜日21:00~放送

スタッフ

原作:浅見理都「イチケイのカラス」(講談社モーニングKC刊)
脚本:浜田秀哉
音楽:服部隆之
プロデュース:後藤博幸、有賀聡(ケイファクトリー)、橋爪駿輝
編成企画:高田雄貴
演出:田中亮、星野和成、森脇智延、並木道子
制作協力:ケイファクトリー
制作・著作:フジテレビ第一制作室

出演

竹野内豊、黒木華 ほか