今日マチ子が、ドキュメンタリー映画「禅と骨」の劇中に登場する短編アニメ「ヘンリの赤い靴」のキャラクター原案を担当。その原案イラストが公開された。
「禅と骨」は、1918年に生まれた日系アメリカ人の禅僧ヘンリ・ミトワを追った、中村高寛監督によるドキュメンタリー。「ヘンリの赤い靴」はミトワの死後、童謡「赤い靴」を映画化したいという彼の夢を実現させるために中村監督が制作・構成し、2014年に一度だけ特別ロードショー公開された。その抜粋となる特別映像も披露され、赤い靴の少女・きみが、孤児院を抜け出すシーンが切り取られた。今日マチ子は「悲しさもありながらも、少年が慕う母という、優しいイメージになるように心がけました」とコメントしている。
映画「禅と骨」は9月2日より、東京・ポレポレ東中野、東京・キネカ大森、神奈川・横浜ニューテアトルほか全国で順次公開される。
今日マチ子コメント
「赤い靴」には日頃から親しんでいましたが、実はこういう話があったのだと本作に関わることで初めて知りました。幼い女の子の物語に母への想いを寄せるヘンリさんがいることも。「きみちゃん」の物語ですが、同時にヘンリさんのお母さんの物語でもあるので、悲しさもありながらも、少年が慕う母という、優しいイメージになるように心がけました。
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