いくえみ綾が装画を担当、乙武洋匡のLGBTQ小説「ヒゲとナプキン」
いくえみ綾が装画を手がけた小説「ヒゲとナプキン」が、本日10月28日に刊行された。
「ヒゲとナプキン」は乙武洋匡がnoteで発表した小説。乙武の古くからの友人であるトランスジェンダー活動家・杉山文野をモデルに、杉山の協力を得ながらともに作り上げた作品だ。女として育てられた28歳のイツキは、現在は男として生き、勤務先の旅行会社には“過去”を告げていなかった。そして2歳年上のパートナーである女性・サトカはイツキを愛しつつも、出産への思いを募らせていた。社会や家族と生身で向き合った先に、イツキは光を見出せるのか。同書にりゅうちぇるは「僕たちは何を怖がり、何を守り生きているのか――改めて考えてほしいです」とコメントを寄せている。