板垣恵介原案による夢枕獏の小説「小説 ゆうえんち -バキ外伝-」1巻が、本日10月8日に発売された。挿絵は「ミドリノユーグレ」の藤田勇利亜が手がけている。
かつて夢枕の小説「餓狼伝」をコミカライズした板垣。この2人が立場を変えて再タッグを組むこととなった「小説 ゆうえんち」は、「刃牙」シリーズに登場する最凶死刑囚・柳龍光を追う少年・葛城無門の物語。かつてはサーカス団に在籍し、超人的なバランス感覚を持つ美少年・無門は、あるきっかけで格闘家・松本大山に師事することに。大山が「ゆうえんち」と呼ばれる謎の闘技場で柳龍光に敗北したことに衝撃を受けた無門は、柳と「ゆうえんち」を探す旅に出る。柳龍光や愚地克巳など「刃牙」シリーズの登場人物だけでなく、「餓狼伝」の久我重明や磯村露風なども登場するので、両作品のファンは注目だ。なお本日板垣の「バキ道」7巻も同時発売。