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沼田まほかる「ユリゴコロ」を亜月亮がコミカライズ、上下巻が同時発売

亜月亮「ユリゴコロ」の単行本が、8月22日に上下巻同時発売される。

本作は沼田まほかるによる同名小説のコミカライズ。恋人の失踪、母の交通事故死と、相次いで不幸に見舞われている青年・亮介が、末期がんを患う父が1人で暮らす実家の押し入れで“殺人鬼の告白文”のようなノートを見つけたことから物語が動き出す。Jourすてきな主婦たち(双葉社)で連載された。

なお吉高由里子主演による実写映画「ユリゴコロ」が9月23日に公開。映画では亮介役を松坂桃李、亮介の弟・洋介役を松山ケンイチ、洋介と運命的な出会いを果たす女性・美紗子役を吉高が演じる。監督は「君に届け」「近キョリ恋愛」などを手掛けた熊澤尚人が担当した。

亜月亮コメント

自分の好きなジャンルだからか、原作小説を読みながら自然にエピソードごとの情景や登場人物のイメージが次々と浮かんできて、楽しいお仕事でした。小説の読者の皆さんのイメージとずれてなければいいのですが…。原作小説のエピソードを全て描くと漫画としては長くなりすぎる気がしたので、少し登場人物を削ってギュッ!と内容を圧縮させていただきました。代わりに主要人物の心情等はなるべく原作の流れに忠実に描くよう心がけたつもりです。

(c)沼田まほかる/双葉社 (c)2017「ユリゴコロ」製作委員会