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ボニータで新連載3本スタート、「KEY JACK」の潮見知佳による刑事ものなど

潮見知佳「まほろばの番人」、浅井西「西荻窪 三ツ星洋酒堂」、たらちねジョン「海が走るエンドロール」という新連載3本が、本日10月6日発売の月刊ミステリーボニータ11月号(秋田書店)でスタートした。

「KEY JACK」シリーズの潮見による「まほろばの番人」は、警視庁の警部・二ノ宮と、新たにその部下となった巡査部長・雫を描く物語。二ノ宮は飄々と頼りないように見えるが、署内では切れ者と名高い警部。そんな彼の元にやってきた雫は、二ノ宮を以前から知っているようで……。「まほろばの番人」はシリーズ連載で、次回は2021年2月号に登場する。

表紙にも登場した「西荻窪 三ツ星洋酒堂」は、3人の男が営む小さな缶詰バーを舞台にしたヒューマンストーリー。今号では2話掲載され、それぞれ仕事に疲れたOL、退職日を迎えた男性を軸にストーリーが展開された。「海が走るエンドロール」の主人公は、夫と死別した65歳のうみ子。彼女が数十年ぶりに訪れた映画館で、美大で映像を専攻する男子・カイと出会ったことから物語は動き出す。