「エヴァンゲリオン京都基地」グランドオープン、高橋洋子が初号機の手の平で熱唱

エヴァンゲリオン初号機の手の平の上で「残酷な天使のテーゼ」を歌唱する高橋洋子。

京都・東映太秦映画村に「新世紀エヴァンゲリオン」を題材としたアトラクション「エヴァンゲリオン京都基地」が誕生。本日10月3日、グランドオープンイベントが行われ、高橋洋子らが登壇した。

イベントは東映株式会社代表取締役社長の手塚治による挨拶から幕開け。手塚社長は「今、世の中はコロナ禍で、多くの方がネットを通じたバーチャルの世界で楽しんでいるかと思いますが、私ども(東映)は映画村に特大で極上のリアルをご用意いたしました。『エントリープラグに実際に乗ってあなたとエヴァのシンクロ率をはかる』“ドキドキ”と『巨大なエヴァの手の平に乗る』“ワクワク”というリアルならではの楽しさを、映画村では提供していきたいと思っております」と挨拶。続けて「この映画村は時代劇の聖地として、皆さんにお馴染みだと思いますが、このエヴァをはじめとして、これから秋葉原や池袋とはちょっと質の違うキャラクターのリアルな聖地として映画村を進化させていきたいと思っております」と展望を述べた。

テープカットには高橋のほか、映画村とエヴァンゲリオンのコラボキャラクターであるかちん太リオン、エヴァンゲリオンストアの公式キャラクター・ゆるしとも参加。舞妓も駆けつけて、新名所誕生の瞬間に華を添える。テープカットを終えると、高橋は「エヴァンゲリオン京都基地」の見どころの1つである、エヴァンゲリオン初号機の手の平の上に移動。初号機の手の平をステージに「残酷な天使のテーゼ」を歌唱すると、集まった300人のファンからは自然と手拍子が巻き起こった。

その後、映画村を訪れた感想を聞かれた高橋は、「実は映画村に来たのは初めてで、京都の街に初号機がこんなに似合うなんてびっくりしました! 写真では見ていたんですが、実物が大きくて更にびっくりしました!」と驚きを語り、「(エヴァの)写真を撮るにはここでしょう!と言えるくらい、(細部まで)すごい作りなので、是非、写真撮るだけでも来て下さい!」とファンにアピール。エントリープラグに搭乗して、エヴァのパイロット気分を体験した後は、「洋子のシンクロ率の高さは……本当に……これ以上は言えないんですが、ごめんなさい! 皆さんも実際に体験してみて下さい!」と期待を煽った。

初号機の手の平で歌唱したことについては、「こんな貴重な機会を頂けると思ってなかったので、25年間歌わせて頂けて本当に幸せです」とコメント。最後は「1995年10月4日にスタートした『エヴァンゲリオン』も次の映画が最後となりますが、皆さん、これからも応援よろしくお願いします! ありがとうございました!」とファンに呼びかけた。