推しを推したい 第1回 つづ井×「あらくれお嬢様はもんもんしている」
「推しの魅力をわかってほしい!」という気持ちは、オタクならみんな持っているもの。コミックナタリーではそんな思いを抱えるマンガ家に、現在ハマっているアイドルや俳優、2次元のキャラクターを布教してもらうコラムをスタートさせた。第1回に登場したのは、「腐女子のつづ井さん」や「裸一貫! つづ井さん」で知られるつづ井。自身のTwitterでもたびたび愛を語っている、木下由一がヤングマガジン サード(講談社)で連載中のマンガ「あらくれお嬢様はもんもんしている」を布教してもらった。
キービジュアル・イラスト / つづ井
推しにまつわるミニアンケート
推しとの出会いを教えてください。
ツイッターで流れてきた試し読み1話を拝読して、その面白さに衝撃を受けしっかりハマりました!
もし推しと同じ世界線で生きられるとしたら、どんなポジションになりたいですか?
推しと同じ世界線で生きることを普段あまり想像しないのですが、もし「あらもん」の世界で生きるなら、ベタですがやはり椿お嬢さまたちの学園の非常勤講師(世界史)がいいなと思います。保岡先生に密かに想いを寄せるが入れ替わりの激しい非常勤の身なので、あまり認知はされていないという立場が理想です。
推しにあげたいプレゼントは?
椿お嬢さまに私が与えられるものなんてあるのかな……。思い付きませんでした……。起立匡史くんには図書カードとかたくさんあげたいですが、きっと起立匡史くんはとても真っ当な理由で受け取ってくれないだろうな……。
推しに1つだけ質問するなら、何を聞きますか?
ちょっと見かけないくらい良き「大人」である保岡先生に、お仕事についてお話を伺いたいです。「保健室の先生になろうと思ったきっかけはありますか」「今までで一番大変だったことはなんですか」とか……。
推しがいることで、どんな力をもらっていますか?
何の変哲もない答えで恐縮ですが、日々生きる活力をいただいています!
つづ井(ツヅイ)
オタク女子の日常を描くデビュー作のエッセイマンガ「腐女子のつづ井さん」は、第20回文化庁メディア芸術祭の推薦作品に選ばれた。現在は文藝春秋のWebサイト・コミックエッセイルームにて「裸一貫! つづ井さん」を連載中。あまりに身辺情報の少ない俳優にハマってしまった自分と、オタク仲間の元気で楽しい毎日を綴っている。