「まんがで読破」シリーズ10周年、施川ユウキらの推薦コメントを公開
イースト・プレスが刊行する「まんがで読破」シリーズが10周年を迎えた。特設ページでは10周年記念企画の一環として、施川ユウキら5人の著名人による推薦コメントを公開している。
「まんがで読破」は名作文学のコミカライズを展開する文庫シリーズ。明日8月16日に発売される新刊「名作古典落語 芝浜・死神・寿限無ほか」が、通算139作目のタイトルとなる。
特設ページでは「10周年特別企画!著名人のおすすめ5冊を紹介!」と題し、施川ユウキ、水道橋博士、現代文講師の出口汪、ブロガー・作家のはあちゅう、堀江貴文がそれぞれのオススメ作品を紹介。施川は「バーナード嬢曰く。」に登場する町田さわ子のイラストとともに、ファーブルの「昆虫記」を「虫は好きだけど岩波文庫10巻分読めるほど好きではない、という人にうってつけです。」と推薦している。そのほかデカルト「方法序説」、ミルトン「失楽園」、谷崎潤一郎「痴人の愛」、マルクス+エンゲルス「続・資本論」が挙げられた。
また過去のラインナップの中で反響が大きかったという「コーラン」、夏目漱石「こころ」、ケインズ「雇用・利子および貨幣の一般理論」、「古事記」、マルクス「資本論」の5タイトルを「まんがで読破ベストセレクション」としてピックアップ。これらと「著名人のおすすめ5冊」をあわせた10冊にフェア帯を巻き、書店にて展開する。