現役ラッパー、実体験をもとに日本のヒップホップ文化を描く新作1巻

「少年イン・ザ・フッド」1巻

SITE「少年イン・ザ・フッド」の1巻が発売された。

ラップグループ・SD JUNKSTAのメンバーでもあるSITEが、自身の実体験をベースに週刊SPA!(扶桑社)で発表している同作。令和元年、高校1年生の森村玄人は、在留外国人が多く居住する団地で暮らしている。学校では不良たちに都合よくあしらわれる平凡な少年だが、薬物漬けの謎のDJや、グラフィティライターの同級生に出会い……。1996年と現在の描写を織り交ぜながら、日本のヒップホップカルチャーが描かれていく。単行本の帯には、舐達麻とPUNPEEから推薦コメントが寄せられた。

同作の発売を記念し、9月11日に東京・まんだらけではSITEのトークイベントを開催。マンガ研究者の岩下朋世氏を迎え、「少年イン・ザ・フッド」について語り明かす。単行本を持参した人、または会場で単行本を購入した人は、SITEにサインを入れてもらうことができる。参加希望者は9月6日までに、まんだらけの特設フォームから申し込もう。

「少年イン・ザ・フッド」1巻発売記念トークイベント

日時:2020年9月11日(金)19:00~
場所:東京都 まんだらけ
料金:3000円
出演:SITE、岩下朋世(進行)
定員:15名