ドラマ「浦安鉄筋家族」怪談を無理矢理聞かせる稲川ジューン役で稲川淳二が登場
浜岡賢次原作によるTVドラマ「浦安鉄筋家族」の新たなゲスト出演者が発表された。
8月28日放送の第8話には、怪談を聞かせて人を怖がらせる事を生き甲斐とする稲川ジューン役で稲川淳二、大沢木家の近くに引っ越してきた霊媒師のボギー愛子役で池谷のぶえ、ドラマのエンディングテーマを歌唱しているBiSHからアユニ・D、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコが本人役で出演するほか、過去に警官役を演じた大仁田厚、アジャコングも再登場。9月4日放送の第9話には、斎藤汰鷹演じる大沢木小鉄のクラスに転入してくる星くん役で永野宗典が参加する。
過去にタクシーの運転手から「浦安鉄筋家族って漫画知ってます?とっても面白いんですけどね。稲川さんそっくりのキャラクターが登場するんですよ。あれ稲川さんですよ」と聞かされたことがあるという稲川は、「間も無くして目にする機会に恵まれたんですが、その途端感動しましたねェ…懐かしい自分を見たような気がしました」と当時を回想。また今回の出演について、「佐藤二朗さん演じる大鉄の運転するタクシーで、怪談を無理矢理聞かせるというんですから。楽しかったですね。佐藤さんには大変にお気遣い戴いて感謝でいっぱいです」と語った。
新型コロナウイルス流行の影響でスケジュールに遅れが生じ、中断となっていたドラマ「浦安鉄筋家族」。放送は8月21日に再開される。
稲川淳二(稲川ジューン役)コメント
好きですね。「浦安鉄筋家族」夢と希望がありそうで、したたかに頑強で、圧倒的な題名といい、キャラクターの濃い登場人物がたまりませんね。その中にあって、“稲川ジューン”は嬉しいですね。昔、偶(たまたま)乗車したタクシーで、運転手さんから「浦安鉄筋家族って漫画知ってます?とっても面白いんですけどね。稲川さんそっくりのキャラクターが登場するんですよ。あれ稲川さんですよ。」と聞かされてから、間も無くして目にする機会に恵まれたんですが、その途端感動しましたねェ…懐かしい自分を見たような気がしました。それが今回、佐藤二朗さん演じる大鉄の運転するタクシーで、怪談を無理矢理聞かせるというんですから。楽しかったですね。佐藤さんには大変にお気遣い戴いて感謝でいっぱいです。
池谷のぶえ(ボギー愛子役)コメント
既に素晴らしいほどにはちゃめちゃな世界観が出来上がっている大沢木一家&現場のなか、ボギー愛子という、これまたはちゃめちゃなキャラクターとともに参戦するのはなかなかのプレッシャーでしたが、撮影やキャラクターがどんなことになっていくのか、あまりの予測不可能さに、逆に凪のような気持ちにもなりました。撮影を終えてみて振り返ると、作品に参加しているみなさんが、とても純粋に笑いのことだけを考えていた場所と時間でした。はちゃめちゃな回かもしれませんが、ある意味崇高な回でもあると思います。
永野宗典(星くん役)コメント
家族からも「出るの? 出るの? 何話? 何話?」と聞かれ答えると、速攻、妻のグループLINEに僕の出演情報が送られるほど、ずいぶんと前のめりで期待されている作品だったのでプレッシャーしかありませんでした。今回、ベタな宇宙人演技をナチュラルに演じたらどうなるだろうとプランを組んで現場に臨みました。リハを見学してた瑠東監督と春巻先生役・大東さんから、「永野さん、そっちじゃ無いんちゃいますかねえ?」と、お2人から言われた。端的にいうと、プラン間違いを指摘された。演技なんて正解など無いのにもかかわらずだ。というわけで、土壇場でプラン変&キャラ変して撮影したアンナチュラルバージョンで放送されます。思い出してわき汗びっしょりです。わきパッドしてオンエア観ます。大沢木家での撮影は、同じ劇団に所属している本多力くんだけだったんで、浦安鉄筋家族の撮影をしているというより、劇団の稽古をしている感覚に近い不思議な体験でした。ブルーのカラコン、そして全身、エアブラシで銀の塗装をしてメタリックになってます。細部までぜひチェックしてください!
BiSHコメント
アユニ・D
小学生の頃から大好きな作品にこうして携わることができて本当に嬉しいです。浜岡賢次先生にBiSHを描いてもらえるなんて夢みたいで興奮しっぱなしです。生きててよかった!
ハシヤスメ・アツコ
大鉄さんが本番前の裏側で緊張している私達に優しく話し掛けてくださったり、桜さんとも演技に関して少しお話したりと一家全員が作品に対して熱くて、参加出来て幸せな気持ちになりました!
セントチヒロ・チッチ
画面をぶち抜いて大好きな浦安鉄筋家族の世界に私たちも飛び込んできました。大鉄にBiSHのあれを見せつけてきたのでぜひお見逃しなく。浦安鉄筋家族のパワーで日本中にハッピーな愛の輪が広がっていきますように。
(c)浜岡賢次(秋田書店) 1993・(c)「浦安鉄筋家族」製作委員会