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「子供を殺してください」という親たちの実話、鈴木マサカズの新作1巻

押川剛が原作、鈴木マサカズがマンガを手がける「『子供を殺してください』という親たち」の1巻が、本日8月9日に発売された。

原作者の押川は、精神科医療とのつながりを必要としながら適切な対応が取られていない人を説得し、医療につなげる活動を行うトキワ精神保健事務所の所長。そんな彼による同名のノンフィクションでは、心を病んだ子供と親についての壮絶な事例が多数紹介されている。マンガの1巻に登場したのは、プレッシャーに押し潰され統合失調症になったエリート一家の息子、親に刃物を向けるアルコール依存症の男、母親を奴隷扱いし、ゴミ屋敷に住む娘。その闇と病理に押川が迫っていく様が描かれた。

なお全国の一部書店とバンチコミックス販売協力店では、単行本の購入者に特典ペーパーを配布。詳しくは本作が連載されている月刊コミック@バンチ(新潮社)のWebサイト・コミックバンチWebの編集部ブログにて確認を。