おてんば新聞記者が1920年代ニューヨークを駆ける「ジョーのグッドニュース」
「ベルと紫太郎」の伊田チヨ子による「ジョーのグッドニュース」の単行本が発売された。
「ジョーのグッドニュース」は、1920年代後半のニューヨークを舞台に、記者として新聞社へ就職した女性・ジョージィを描く物語。意気揚々と新聞社にやって来たジョージィだったが、その名前から男性と間違えて採用されたことが明らかになり「女は記者に雇えない」と即日解雇を言い渡されてしまう。そんな彼女が、性別など関係なく働きで評価をしてほしいと熱意を伝え、新米記者として都会を駆け回る姿を描く。トーキー映画初出演という大事な時期に姿を隠してしまった女優ガルボに突撃インタビューする「ジョーほど素敵なひな鳥はない」、ストライキが計画されている工場を潜入取材する「素晴らしき哉、労働!」など5本が収められた。
なおヴィレッジヴァンガードでは、描き下ろしマンガを収録した特典ペーパーを購入者に配布。特典は取り扱いがない場合もあるため、配布の有無など詳細は各店舗にて確認を。