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ハルタ長期連載作「ヒナまつり」「A子さんの恋人」が同時完結

大武政夫「ヒナまつり」、近藤聡乃「A子さんの恋人」の2作が、本日7月15日発売のハルタVol.76(KADOKAWA)で最終回を迎えた。

「ヒナまつり」は若手ヤクザ・新田義史の前に、念動力が使えるサイキック少女・ヒナが現れたことから始まる共同生活コメディ。ハルタの前身誌・Fellows!で2010年にスタートし、約10年にわたり連載された。2018年にはTVアニメ化も果たしている。単行本の最終19巻は8月に発売予定だ。

一方の「A子さんの恋人」は、A君とA太郎という2人の男性の間で揺れるアラサー女性・A子を中心に、“大人げない大人たち”の恋愛模様を描いた群像劇。同作は2014年に近藤の初長編連載としてハルタで幕を開け、6年間にわたって連載された。単行本は6巻まで発売中。

そのほか今号では、「星明かりグラフィクス」の山本和音による新連載「生き残った6人によると」が始動。ゾンビが発生した世界で、千葉のショッピングモールに取り残された男女のサバイバルと恋愛事情を描く。また「公安部特異人種課56」の菊池まりこによる新連載「真柴姉弟は顔が固い」も開幕。同作は無表情なことに悩む姉弟の日常コメディだ。一部店舗では本誌購入者に特典冊子「妹フェローズ」を配布している。

ハルタVol.76 掲載作品

山本和音「生き残った6人によると」
空木哲生「山を渡る-三多摩大岳部録-」
佐久間葉「夏にビードロ」
菊池まりこ「真柴姉弟は顔が固い」
黒川裕美「夕凪に舞え、僕のリボン」
金箱さくら「手つかずの国」
浜田咲良「金曜日はアトリエで」
原鮎美「はなやっこ」
namo「クプルムの花嫁」
佐々大河「ふしぎの国のバード」
長蔵ヒロコ「煙と蜜」
高橋拡那「紅椿」
吉田真百合「ライカの星」
西公平「九国のジュウシ」
九井諒子「ダンジョン飯」
入江亜季「北北西に曇と往け」
荒木美咲「向かいの彼女」
かわもとまい「アンリの靴」
大窪晶与「ヴラド・ドラクラ」
越谷美咲「冥府が来た!」
佐野菜見「ミギとダリ」
長崎ライチ「紙一重りんちゃん」
宮永麻也「ニコラのおゆるり魔界紀行」
樫木祐人「ハクメイとミコチ」
浅井海奈「福引き怨霊生活」
八十八良「不死の稜線」
富沢未知果「葵ちゃんの隣」
天野実樹「さよなら100円」
森薫「乙嫁語り」
近藤聡乃「A子さんの恋人」
福浪優子「天狗の赤い髪」
大武政夫「ヒナまつり」
赤井さしみ「日本ニュー古生物紀行」
カバーイラスト、カバー・ストーリー:夏田祐実