ドラえもん公式索引巻「引くえもん」の全貌が明らかに、「イヌ」だけで113項目

「引くえもん」

藤子・F・不二雄「ドラえもん」の愛蔵版として、12月1日に発売される「100年ドラえもん」。同書に購入特典の1つとして付属する、索引巻「引くえもん」の詳細が発表された。

「引くえもん」はてんとう虫コミックス版「ドラえもん」全45巻の内容をもとに、「登場キャラクター索引」全2879項目、「ひみつ道具索引」全1407項目、「サブタイトル索引」全822話で構成。全224ページを予定しており、原作のイラスト入りで読み物としても十分楽しめる。

「登場キャラクター索引」では、キャラクターが登場するエピソードの巻数とサブタイトルを網羅。メインキャラクターだけなく「お話の中で何か役割を果たしている人や動物、事物」もキャラクターとして記載され、「イヌ」については約5ページにわたり113項目が並んでいる。またメインのキャラクターがどのエピソードに登場しているか表形式でわかる、各巻ごとの「頻出キャラクターリスト」も掲載された。

小学館のドラえもんルーム編集長・徳山雅記氏は「F先生の絵を掲載したことで、ずっとパラパラとめくっていられて、偶然の新しい出会い、そして偶然の過去の自分の記憶との出会いがあるとも思います」とコメント。なお「100年ドラえもん」の公式noteでは本日より、「引くえもん」のさまざまな使い方や楽しみ方を、制作関係者へのインタビューを通じて紹介していく。

ドラえもんルーム編集長・徳山雅記氏コメント

「100年ドラえもん」は造本上のあらゆる部分にこだわりつつ、藤子・F・不二雄先生が描かれた中身を変えていません。だからこそ、まんがとは別に「ドラえもん」読者の方々がまだ見たことがない、新しいものを、見せたいと思いました。そして、てんとう虫コミックス「ドラえもん」全45巻を徹底的に調べたうえで、今まで作ったことがなかった「索引」を作ろうと決めました。また、F先生の絵を掲載したことで、ずっとパラパラとめくっていられて、偶然の新しい出会い、そして偶然の過去の自分の記憶との出会いがあるとも思います。遂にこういう読み方ができる。ぼくらにとって、夢のような読み方です。きっと、「引くえもん」は、「ドラえもん」の良いガイドになってくれます。

(c)藤子プロ・小学館