職業「村人」がデフォルトの世界で、転職させる能力持つ青年を描くファンタジー1巻
土鍋原作による吉沢はたろう「転職の神殿を開きました」1巻が発売された。
物語の舞台は、多くの人が「村人」として生まれ、生まれ持った「固有職(ジョブ)」に人生を定められた世界。主人公のカナメ・モリモトは、人を「転職(ジョブチェンジ)」させる能力を持ってこの世界に召喚される。固有のジョブを後天的に変えるには、教会に多大な貢献や莫大な寄付するしかない社会で、「転職能力」は世の中に混乱をまねきかねない力だった。村でひっそりと転職屋を始めたカナメは、村にある雑貨屋の娘で剣士のクルネと妖精兎・キャロとともに、人々の力になりながら充足した日々を過ごしていた。しかし、そこに彼の能力に目をつけた王国の第12王子・リカルドが現れる。己の能力を明るみにし、神職者になって神殿の主とならないかと話を持ち掛けられるが……。
本作は同名小説のコミカライズ作品で、双葉社のWebマンガサイト・がうがうモンスターで連載中。