萩尾望都の作画の秘密に迫った1冊、「十二国記」の小野不由美から寄稿も

「萩尾望都 作画のひみつ」

萩尾望都の画業を追った「萩尾望都 作画のひみつ」が、4月24日に新潮社より発売される。

本書には「ポーの一族」から「王妃マルゴ」まで、萩尾作品のカラー原画が満載。インタビューでは「ピカソの構図に惚れました」「コマ割りは呼吸のリズムで」「キラーアイテムは『階段』と『窓』」といった切り口から、萩尾の作画術が紹介されている。また萩尾のアトリエやクロッキー帳も公開。キャラクターたちが着ているコスチュームに注目したコーナーや、ヨーロッパの聖地巡礼マップも収録されている。さらに「十二国記」シリーズで知られる小説家・小野不由美からの寄稿も掲載された。