原田重光原作による初嘉屋一生「はたらく細胞BLACK」のTVアニメ化が決定。2021年1月に放送開始される。
モーニング(講談社)にて連載中の「はたらく細胞BLACK」は、清水茜による細胞擬人化マンガ「はたらく細胞」のスピンオフ。暴飲暴食、飲酒喫煙、運動不足、ストレスなどで酷使された不健康な人間の体内を舞台に、劣悪な環境で働く細胞たちの仕事模様が描かれる。
アニメ化の発表と併せ、PV、キービジュアル、メインスタッフ・キャストが一挙公開に。監督は「ストライク・ザ・ブラッド」などを手がけた山本秀世、シリーズ構成・脚本は森ハヤシ、アニメーション制作はライデンフィルムが担当。また赤血球役を榎木淳弥、白血球(好中球)役を日笠陽子、ナレーションを津田健次郎が務めることが明かされた。スタッフ・キャストからのコメントも到着している。
原田重光(原作)コメント
自らも40を越え自律神経失調症やら原因不明の血尿やらに悩まされ、おびえながら原作を書く日々です。おかげでタバコもやめ生活も見直しました。この作品の広がりが世の中年の体をBLACKな環境から救うきっかけになればと思います。まだ間に合う!
初嘉屋一生(マンガ)コメント
アニメ化! 感謝! 感激!! めちゃめちゃ嬉しいっ! これは筆が乗る! そして脂ものる!? 最近ぽっこりとお腹が出てきたのは俗に言う幸せ太りってやつでしょうか?(いかん、運動せねば…)今後もBLACKを盛り上げていくべく、健康と原稿に努めて頑張ります!
山本秀世(監督)コメント
どのように働き、働くことにどのような価値や意義を見いだすのか。過酷な状況で働く本作の登場人物たちを通して、そんなことに少し考えを巡らせる機会になるようなエンタメ目指して、精一杯制作させていただきます!
森ハヤシ(シリーズ構成・脚本)コメント
初のシリーズ構成、全話脚本の重圧でエナジードリンクに頼る日々…カフェイン中毒に陥りそうになりながら書き上げたこの作品が、皆さんにとって禁断症状が出るくらい必要とされ、愛されますように!
安彦英二(キャラクターデザイン)コメント
この作品が、さまざまな人にとって、自分の体内で起きていることに関心を寄せるきっかけになると確信しております。みなさん、ぜひ健康診断に行きましょう! そして、健康体だった方は穏やかな心で、不健康だった方は自分を重ねて、「はたらく細胞BLACK」ぜひご覧ください。
菅野祐悟(音楽)コメント
40歳を越えて身体のそこかしこにガタがくるようになりました。
この作品に出会い自分の生活が細胞達にだいぶご迷惑をおかけしていると知りました。
せめて細胞達に健康的な生活と元気になる音楽を届けたいと思います!!
榎木淳弥(赤血球役)コメント
小さい頃は体が弱くずっと入院していたので、小児科病棟を支配する王のような存在でした。
生まれながらのこのBLACKな身体に鞭を打ち頑張りたい。
はたらく細胞BLACK、観て下さい。
日笠陽子(白血球・好中球役)コメント
いまだ人間ドックも行った事がなく、大量のサプリで健康を維持できていると思っています。
筋トレしてるからなんとかなるなる!
みんなで身体にムチ打ってBLACKな作品にしていきたいと思いますのでよろしくお願いします!
津田健次郎(ナレーション)コメント
この作品に出会う為に不摂生をしてきたのだ! きっとそうだ! BLACKな私は、この作品に参加しWHITEになっていくのだ!
嗚呼運命の導き! …えっと…あの…精一杯ナレーションをやらせて頂きます!
BLACKな皆様も観る運命なのです!
TVアニメ「はたらく細胞BLACK」
2021年1月放送開始
スタッフ
原作:原田重光・初嘉屋一生・清水茜(講談社「モーニング」連載)
監督:山本秀世
シリーズ構成・脚本:森ハヤシ
キャラクターデザイン:安彦英二
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:ライデンフィルム
キャスト
赤血球:榎木淳弥
白血球(好中球):日笠陽子
ナレーション:津田健次郎
(c)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社・CODE BLACK PROJECT