「ディエンビエンフー」コンビニ版登場、西島選曲のSpotifyプレイリストも公開

コンビニ版「ディエンビエンフー 1 野良犬死闘編」

西島大介「ディエンビエンフー」のコンビニ版「ディエンビエンフー 1 野良犬死闘編」が登場。4月20日から全国のローソンで発売される。また本日4月15日には、西島による個人電子出版レーベル・島島より「ディエンビエンフー 完全版 0」「魔法なんて信じない。でも君は信じる。完全版」の配信がスタートした。

「ディエンビエンフー 1 野良犬死闘編」には「ディエンビエンフー」1話から10話までが掲載されるほか、特典として描き下ろしの「コンビニベトナム化計画」も収録。またレーベル・島島にとって初の自社広告も収められている。表紙には、劇画家・平田弘史による毛筆の題字をデザイン。販売期間は約2カ月を予定している。

島島から配信されている「ディエンビエンフー 完全版 0」は角川書店(現KADOKAWA)の100%コミックスから刊行されていた「ディエンビエンフー」を底本にしたもので、単行本ではモノクロ収録になっていた短編「とらしまもよう」を初出時の2色カラーで収録している。なお「ディエンビエンフー」の各話タイトルは坂本龍一の楽曲にちなんだネーミングになっており、その元ネタと関連付けたプレイリスト「西島大介が選ぶ『聴く!ディエンビエンフー完全版0』プレイリスト」もSpotifyにて公開中。

「魔法なんて信じない。でも君は信じる。完全版」は、2007年に発生した「世界の終わりの魔法使い」の原稿紛失トラブルについて描いたドキュメンタリー作品だ。菊地成孔とのヒップホップグループ・JAZZ DOMMUNISTERSでの活動でも知られる、音楽家・批評家の大谷能生による論考も収録。これに合わせてSpotifyでは大谷曲をセレクトした「西島大介が選ぶ『聴く!魔法なんか信じない。でも君は信じる。』大谷能生プレイリスト」も公開されている。