山田風太郎が見た昭和を勝田文が描く「風太郎不戦日記」1巻発売、企画展も
山田風太郎原作による勝田文「風太郎不戦日記」1巻が、本日3月23日に発売された。
「忍法帖」シリーズなどで知られる作家・山田風太郎が、医学生時代に綴った「戦中派不戦日記」をコミカライズした本作。太平洋戦争末期、医学生として東京にいた山田誠也は、体調不良のため戦地へ召集されず、祖国のために体を張れない葛藤を抱えながら日々を送っている。国の行く末を憂い、自分の無力さを感じながらも生活を送る、山田青年の日常が綴られる。本作はモーニング(講談社)にて連載中。
また発売を記念し、東京・マンガナイトBOOKSでは「風太郎不戦日記」の企画展を3月25日から4月10日まで開催。会場では複製原画やネーム、描き下ろし色紙の展示、勝田のサイン本の販売などが行われる。
「風太郎不戦日記」企画展
会期:2020年3月25(水)~4月10日(金)※日・月・祝定休日
時間:14:30~19:00(18:30ラストオーダー)
会場:東京都 マンガナイトBOOKS
料金:無料(店内マンガ閲覧には1ドリンク以上のオーダー必要)