荒井ママレ原作によるTVドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」の追加キャストが解禁された。瀬野章吾役として田中圭が出演する。
田中が演じる瀬野は、石原さとみ演じる主人公・葵みどりの先輩薬剤師で、みどりに対していつも厳しく当たるが、心根は優しく患者思いの薬剤部副部長。田中は「医師のような派手さはないけれど、絶対に調剤を間違えてはいけない責任を負っています。薬剤師が持つ魅力を、ドラマを通して伝えていければと思っています」と意気込みを語っている。
ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」は、萬津総合病院薬剤部の病院薬剤師・みどりが、患者の“当たり前の毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描く物語。4月9日よりフジテレビ系にて放送開始される。
田中圭(瀬野章吾役)コメント
台本を読んだ感想
僕の個人的な印象ですが、薬剤師は人気の職業というイメージで、“その人気の理由はどこにあるのだろう?”と以前から思っていました。そんな薬剤師にスポットが当たる今作の台本を読んで、とても大事な仕事だということを改めて痛感しました。医師のような派手さはないけれど、絶対に調剤を間違えてはいけない責任を負っています。薬剤師が持つ魅力を、ドラマを通して伝えていければと思っています。主人公のみどりをはじめ、病院薬剤師の人間的な魅力が感じられる台本でした。
役柄について
瀬野はみどりに対してツンツンした態度を取りますが、そこには先輩としての厳しさや愛があります。石原(さとみ)さんとは十数年来の友人ですが、“先輩と後輩”という関係性もあるので演じやすいかなと思っています。台本から読み取れるものに、僕と石原さんの普段の感覚を少し乗せたら、僕たちにしかできないみどりと瀬野が作れるのではないかと思います。楽しみです。
視聴者へのメッセージ
薬剤師のことをちゃんと知らない方は多いと思いますが、ドラマを通じてみなさんに知っていただくチャンスですし、僕自身知りたいと思っています。普段薬局で薬を受け取るとき、結構待たされますよね?(笑)“待ち時間が長いな”と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、このドラマを見ると、そういう以前の自分に“さよなら”できると思います。薬剤師に対するイメージが変わると思いますので是非ご覧ください。
野田悠介プロデューサーコメント
瀬野はみどりの指導薬剤師だったので、みどりを育てるため、常に厳しく指導しています。キャリア8年目になった今でもみどりのことを半人前扱いしていますが、みどりは心の底では瀬野に対して絶大な信頼を置いている、師弟関係とも呼べる間柄です。冷静さ、ストイックさの中にある心の温かさを、田中圭さんならば表現していただけると思いました。瀬野とみどりの関係性がどう発展していくのかにもご注目下さい!
木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」
2020年4月9日(木)より毎週木曜22:00~22:54に放送(※初回15分拡大)
スタッフ
原作:『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』荒井ママレ/医療原案:富野浩充(『月刊コミックゼノン』連載/コアミックス)
脚本:黒岩勉
プロデュース:野田悠介
演出:田中亮
制作・著作:フジテレビ第一制作室
キャスト
葵みどり:石原さとみ
相原くるみ:西野七瀬
小野塚綾:清原翔
刈谷奈緒子:桜井ユキ
羽倉龍之介:井之脇海
工藤虹子:金澤美穂
瀬野章吾:田中圭
(c)フジテレビ