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映画「コナン」浜辺美波の公開アフレコに山口勝平が登場、新一ボイスで応援

青山剛昌原作による劇場アニメ「名探偵コナン 緋色の弾丸(ひいろのだんがん)」の公開アフレコイベントが、本日3月9日に東京・アバコクリエイティブスタジオで開催された。

公開アフレコイベントには、ゲスト声優の浜辺美波が出席。浜辺は本作の重要な本作の重要なキーワードとなる、芝浜駅と新名古屋駅を結ぶ“真空超電導リニア”の客席担当・石岡エリーを演じる。

浜辺は「名探偵コナン」でおなじみのBGMが流れる中登場し、「この音楽がかかると、やるぞって気になりますね」とコメント。台本について「エリーちゃんが想像以上にちゃんと出演してコナンくんと会話していたので、緊張が高まりました」と話し、「ゆったり噛まないよう、マイペースにできたら」と言ってアフレコに臨んだ。

最初のテイクでは少し噛んでしまいながらも、順調にアフレコを進めていった浜辺。すると3シーンのうち2シーンが終わった時点で、「浜辺さん、最後の1シーンがんばってくださいね」という声がスタジオ内に流れる。それを聞いた途端、浜辺は「ヤバい、汗が……! 新一さん……勝平さんですよね!?」と大興奮。そんな浜辺に、山口勝平が演じる工藤新一は「驚かせてしまってすみません、浜辺さんの初めての公開アフレコと聞いて、思わず現場に駆けつけてしまいました」と優しく声をかけた。

ここで山口本人がスタジオに登場。浜辺は「中学生のときにお会いしていて、そのときはまだ山口さんのすごさをちゃんとわかっていなかったというか……。ちゃんとした耳や感覚を持ってからお会いすると本当に緊張しますね」と恐縮する。山口は浜辺の演技について「普段浜辺さんがやっているお芝居と違うので戸惑ったかと思うんですが、堂々としていて声もポーンと出てましたね。素晴らしかったです」と賞賛した。

新一のファンだという浜辺は、彼の好きなポイントについて「素敵な声ですし、蘭ちゃんのことをすごく考えていて、いざとなったときに絶対助けてくれるヒーロー感。高校生なのに頭がよくて、全部が理想的なカッコいい男の子って感じですね」と話す。山口は「今の言葉を胸に刻んでこれからもがんばりたいと思います」と笑顔を見せた。

最後に、浜辺が「取材が夜まであるので、その力を少しでもいただけたら」と山口に声援をおねだりする一幕も。山口は「美波、今日1日大変だけど夜までがんばれよ、バーロー」と新一の声でエールを送り、浜辺は「うれしい! 最後までがんばれます」と喜んだ。

劇場版「名探偵コナン」の第24弾として、4月17日に全国公開される「名探偵コナン 緋色の弾丸」。4年に一度開催される世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」の開催を控える東京で、名だたる大会スポンサーたちが誘拐される大事件が発生するところからストーリーが展開する。名古屋から東京へ向かう、最高時速1000kmを誇る世界初の真空超電導リニアをも巻き込み、過去最大クラスの規模の事件が描かれていく。

(c)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会