日本アニメの始まりについて紐解く、渡辺泰、松本夏樹、フレデリック・S・リッテン著、中川譲訳による書籍「にっぽんアニメ創生記」が、本日3月5日に集英社より刊行された。
「にっぽんアニメ創生記」では日本初の商業アニメーション短編映画とされている1917年公開の「凸坊新畫帖 芋助猪狩の巻」を制作した下川凹天、同じく同年に公開され現存する最古のアニメフィルムである「なまくら刀(塙凹内名刀之巻)」を制作した幸内純一、また同じく同年に「猿蟹合戦」を手がけた北山清太郎という日本国産アニメのパイオニアとも言える3人にスポットを当て、日本のアニメがいかにして生まれたかを解説。巻頭および帯には荒俣宏、富野由悠季、ちばてつやからの推薦コメントが掲載されている。