長編アニメーション映画「さよなら、ティラノ」の予告編が解禁された。
このたび公開された予告編では坂本龍一が手がける劇中音楽や、坂本慎太郎が作詞、コトリンゴが作曲、ハナレグミ&コトリンゴが歌唱を務めたエンディング曲「楽園をふたりで」が解禁に。また三木眞一郎演じる暗闇が怖いティラノサウルス・ティラノ、石原夏織演じる飛べなくとも希望を抱いて生きるプテラノドンの女の子・プノンが出会い、天国を目指して冒険の旅に出る姿がお目見えした。
坂本がアニメ映画の劇中音楽を手がけるのは「王立宇宙軍 オネアミスの翼」以来33年ぶり。サウンドトラックの配信は4月15日からスタートする。
今年初夏に公開される「さよなら、ティラノ」は、宮西達也の「ずっとずっといっしょだよ」をはじめとする絵本「ティラノサウルスシリーズ」を原作とする映画。監督を静野孔文、脚本を佐藤大、うえのきみこ、福島直浩が務め、アニメーション制作は手塚プロダクションが担当する。
ハナレグミコメント
コトリンゴさん坂本慎太郎さんが作った素晴らしい楽曲を歌いこなすのは、僕にとっての大きな冒険でした。この作品に参加できたことをとても光栄に思います!ティラノを真っ直ぐ見つめるプノンの目あの目を僕はまっすぐ見つめ返すことができるかな?そんなことを思いながら映画を見ていました。
コトリンゴコメント
映画を観た後に、この物語と共に恐竜たちの生きる景色がまた浮かぶと良いなと思いながらアレンジしていきました。坂本龍一さんのメインテーマを手掛かりに、何度もやり取りをさせていただく過程で、印象的だったのはモチーフを発展させていくことでした。坂本慎太郎さんが物語に溢れる想いを言葉に紡いでくださり、大きく力強い身体だけれど、繊細な心を持つティラノのイメージにぴったりのハナレグミさんの声が、素晴らしく表現してくださいました。
坂本慎太郎コメント
脚本とコトリンゴさんのデモ音源から受けたイメージを、なるべく素直にシンプルな言葉で表現するよう努めました。作品のエンディング曲として自然に溶け込むことができれば嬉しいです。
映画「さよなら、ティラノ」
2020年初夏公開
原作:宮西達也 ティラノサウルスシリーズ「ずっとずっといっしょだよ」(ポプラ社)ほか
監督:静野孔文
音楽:坂本龍一
アニメーション・ディレクター:江口摩吏介
脚本:佐藤大、うえのきみこ、福島直浩
アニメーション制作:手塚プロダクション
製作:MediaCastle Corp.
配給:東映ビデオ
出演:三木眞一郎、石原夏織、悠木碧、小西克幸、井上喜久子、森川智之、檜山修之、宮西達也、石塚運昇
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