八木ナガハル作品集「物質たちの夢」ハサミの反乱、脳を崇める宗教の話など
「無限大の日々」「惑星の影さすとき」に続く八木ナガハルの作品集第3弾「物質たちの夢」が、本日2月29日に駒草出版より発売された。
「物質たちの夢」には、意思を持ったハサミが人類を自分たちを製造するための道具にしようと反乱を起こす「空飛ぶハサミ」全3話、どんな夢でも見せてくれる装置“夢の家”を描く「口から生まれるもの」、生まれつき目が見えない女性が手術のため火星を目指す「光の無い道」、とあるキューブを探す女性と“脳”を崇拝する宗教が与えられた惑星を描く「拝脳教」、誰もいなくなってしまった学校で2人の女生徒が人が消えた謎を探る「教育機械」、台風が“乱流生物”の一種と確認される「台風娘」という計6作品が収録。各作品の解説、あとがきも掲載されている。