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第24回手塚治虫文化賞、マンガ大賞最終候補8作品が決定

朝日新聞社が主催する、第24回手塚治虫文化賞のマンガ大賞最終候補作品が発表された。

今年ノミネートしたのは8作品。吾峠呼世晴「鬼滅の刃」、三島芳治「児玉まりあ文学集成」、伊図透「銃座のウルナ」、遠藤達哉「SPY×FAMILY」、高浜寛「ニュクスの角灯」、山口つばさ「ブルーピリオド」、松田未来原作による※Kome「夜光雲のサリッサ」、島田虎之助「ロボ・サピエンス前史」が選出された。候補作は8人の社外選考委員による投票と、書店員、マンガ関係者、読者による推薦によって選ばれており、関係者推薦の得票1位は「鬼滅の刃」が獲得。結果は4月下旬に朝日新聞紙面と朝日新聞デジタルにて発表される。

なおマンガ大賞をどの候補作品が受賞するかを予想する読者投票も実施。大賞受賞作に投票した人から抽選で5名に、6月4日に東京都内で開催予定の贈呈式のペア招待券が贈られる。参加希望者は特設サイトから、3月31日までに投票しよう。

手塚治虫文化賞は、手塚治虫の志を継ぎマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設したもの。第23回ではマンガ大賞を有間しのぶ「その女、ジルバ」、新生賞を山田参助「あれよ星屑」、短編賞を小山健「生理ちゃん」、マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる特別賞をさいとう・たかをが受賞した。