ムサヲ原作による実写映画「恋と嘘」の予告編と本ビジュアルが公開された。
予告編には政府の指名によって結婚相手が通知される世界で、森川葵演じるヒロインの仁坂葵が、北村匠海(DISH//)演じる幼なじみの司馬優翔と、政府通知が定めた葵の結婚相手である佐藤寛太(劇団EXILE)演じる高千穂蒼佑との間で揺れ動く様子を収録。本ビジュアルには葵を中央にしてベンチに座った優翔、蒼佑の姿があしらわれている。
なお映画の公開日は10月14日に決定。主題歌に阪本奨悟による福山雅治「HELLO」のカバーバージョンが使用されることも明らかになった。本日公開された予告編には阪本の「HELLO」がBGMとして使用されている。また阪本は映画の挿入歌「恋と嘘 ~ぎゅっと君の手を~」も書き下ろす。主題歌についてムサヲは「少し恐縮する気持ちもありました」としながらも、「阪本さんが歌ってくださると聞いた時は、福山さんと阪本さんの関係性を伺っていたのでとても光栄でしたし、先行音源の歌声が素晴らしかったので主題歌を聴くのがすごく楽しみでした!」と期待を語った。
ムサヲコメント
実は母が福山さんの大ファンで、よく台所や居間で流れていた親しみのある曲なので主題歌が『HELLO』に決まった時は驚きました。少し恐縮する気持ちもありましたが、あの名曲がどのような形で寄り添ってくれるんだろうという期待の方が勝っていました…!阪本さんが歌ってくださると聞いた時は、福山さんと阪本さんの関係性を伺っていたのでとても光栄でしたし、先行音源の歌声が素晴らしかったので主題歌を聴くのがすごく楽しみでした!また、挿入歌「恋と嘘 ~ぎゅっと君の手を~」が流れるのは映画の中でとても大事なシーンなのですが、そのシーンにすごくぴったりの素敵な曲を作ってくださったなと感謝しています。早くフルコーラスで聴いてみたいです!
古澤健監督コメント
阪本奨悟さんの声を最初にお聞きしたとき、少しつんのめるような若さを感じました。青春を回顧するのではなく、いままさに青春を生きつつ歌っている。まさに映画版『恋と嘘』が求める世界観にぴったりと合う歌声だと思いました。そんな阪本さんが歌う「HELLO」はきっとオリジナルとはまた違う恋のワクワクする焦燥感、ヒリヒリと痛む多幸感を表現してくれるのではないかと期待しました。またオリジナルの「恋と嘘 ~ぎゅっと君の手を~」については、映画の世界観に寄り添ってもらおうと、ゆっくりと話し合う時間を持てたことが本当に嬉しかったです。恋の一瞬の輝きを際立たせてくれるような、ポップソングの儚い美しさを表現して欲しいと無茶振りをしたのをおぼえています。曲の制作と映画の撮影は同時進行だったので、それが果たしてぴったりとハマるのか不安はありましたが、仕上げのときに僕らスタッフが驚くほどのハマり具合でした。まさかあの芝居とこんなにリンクするなんて……と。阪本奨悟さんの歌はこの映画のもうひとりの登場人物として、主人公たちに並走してくれたと思います。
映画「恋と嘘」
スタッフ
原作:ムサヲ「恋と嘘」(講談社)
監督:古澤健
脚本:吉田恵里香
制作プロダクション:The icon
配給:ショウゲート
キャスト
仁坂葵:森川葵
司馬優翔:北村匠海
高千穂蒼佑:佐藤寛太
(c)2017「恋と嘘」製作委員会 (c)ムサヲ/講談社