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ドラマ「ワカコ酒 Season5」内で「大衆酒場ワカオ」実写化、店主役は武田鉄矢

新久千映原作によるTVドラマ「ワカコ酒 Season5」が、4月6日よりBSテレ東で放送されることが決定した。

「ワカコ酒 Season5」第6話では、猫原ねんずが描く「ワカコ酒」のスピンオフ作品「大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店」が実写化。同作は大衆酒場の店主・ワカオを主役にした物語で、ドラマではワカオ役を武田鉄矢が演じる。主人公のワカコ役は前シーズンから武田梨奈が続投し、第1話にはゲストでラサール石井が出演。OPテーマ曲には、蒼山幸子が歌う「スロウナイト」が起用される。

なお本日2月20日は、新久関連作品3タイトルが同時発売。「ワカコ酒」14巻、「大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店」2巻、普通の人より少し耳がいい女性・タカコさんを主役にした「タカコさん」5巻が刊行された。

武田梨奈(村崎ワカコ役)コメント

武田鉄矢さんはアクションの大先輩としてもずっと憧れていた方なので、正直、一緒にお芝居していたのが不思議な気持ちでいっぱいです。同じ現場にいるとやはりすごい方だとひしひしと感じてしまって。憧れて尊敬している方なのでいざ目の前にすると何を話していいのかわからず、緊張するばかりだったのですが、カウンターに入った瞬間、武田鉄矢さんの醸し出す空気感が大将のワカオになるのを身近で感じることが出来、撮影をご一緒した2日間、役作りなど学ぶことがたく さんあって背筋がピンとなりました。

武田鉄矢(第6夜「大衆酒場ワカオ」店主ワカオ役)コメント

短い分数のドラマで食やお酒に注目した良い作品がたくさん出てきているので、どんな現場なのかとちょっと覗いてみようと思いオファーを受けました。このドラマは設定が面白いですよね。女の子が居酒屋へ行って一人で飲むというのはなかなか設定として昔はありえなかったけども、今はやっぱり本当にあることなので、そういう物語を作っていく視線が現実に則しているのだな、と思いました。主演の武田梨奈さんは、この番組はいい人を選んでいるなと思わせてくれる方。何がいい人かというと武田梨奈さんは生活感があって、暮らしの匂いがする人。そういう人たちがドラマの中にいるっていうのはとても大事なことだと思うので、チャンスがあればもっともっと頑張ってほしいなと、一ファンとして心から祈っています。

小林教子プロデューサー(テレビ東京)コメント

今回、ワカオを映像化しようということになり、ある日、降りて来たんですよね。武田鉄矢さんでいきたいと。BSテレ東の「武田鉄矢の昭和は輝いていた(毎週金曜夜8時~放送)」の収録にお邪魔しまして、お願いしましたら、マネージャーさんから「同じ格闘好きとしてお受けします」と言ってくださって。夢のようでしたね。スタッフみんな半信半疑で(笑)。第6夜の武田鉄矢さんが出演された回の撮影はたまたまクランクアップと重なったのですが、鉄矢さんの大ファンの梨奈さんは、かわいそうなくらい緊張してまして、スタッフもみんなドキドキで。ワカオは寡黙な設定なので、鉄矢さんに出演していただくのに、台詞がほとんどないという…。撮影が終わったら鉄矢さんの方から「武田くん!」と声をかけていただいて、感極まる梨奈さんの姿に、見守る衣装さん、メイクさん、私の3人はもらい泣きしてしまいました。今回、ワカコ酒はシーズン5となりました。いろんな方に愛され、少しずつ成長してきました。知名度が上がったことにより、ロケ地の交渉をしていても、「見てるよ」と快く受けてくれたり、「出たい」と言ってくださっている方のお噂も聞きます。ありがたいことです。BSテレ東の財産として、これからも大切に育てていきたいと思っています。よろしくお願いします。

蒼山幸子コメント

スロウナイトという曲を書き下ろさせて頂きました。わたし自身、お酒を飲むことと食べることとが大好きなのでお話を頂いた時はとても嬉しく思いましたし、ワカコ酒の主人公ワカコちゃんがひとり酒をしながら息抜きをしたり、静かに人生を謳歌してる感じというのは、とても共感するところが多く、すぐに曲が浮かびました。たとえひとりでも相手がいても、お酒を飲んだりごはんを食べる時間、というのは人生のうちとても大事な時間だなと思うので、そんな瞬間に寄り添えるような曲になれたらいいなと思います。ドラマと合わせてぜひ聞いてください。

(c)2020「ワカコ酒5」製作委員会 (c)新久千映/NSP 2011 (c)猫原ねんず・新久千映/NSP 2019