7月23日18時57分からテレビ朝日系列にて放送される「紅白雑学総研」に、弘兼憲史「島耕作」シリーズの主人公・島耕作が登場する。
「紅白雑学総研」は高島彩と石坂浩二がMCを務め、紅組と白組に別れて雑学クイズで戦う番組で、島耕作は「雑学博士 島耕作」としてクイズを出題。またその声を神谷浩史が担当する。
島耕作を演じることになった神谷は「島耕作シリーズといえば、講談社『モーニング』の看板作品ですから、その声を任せていただけるというのは非常にありがたいこと。やるからには全力で挑むという思いで収録に臨みました」とコメント。また「見ているうちにきっと、『島耕作といえば雑学博士だよね!』と思ってもらえる作りになっています。ぜひクイズと一緒にお楽しみください」と番組をアピールした。
神谷浩史コメント
最初にお話を聞いたときは、意味が分からなかったです(笑)。まず、島耕作さんというと、僕の中ではしっかりした年上のサラリーマンという印象だったので、なぜ自分に? という思いが浮かびました。でも、考えてみれば課長時代の島さんの年齢を僕はとっくに超えているので、年齢的にはいいのかと納得。次に、島さんが雑学を言うという不思議なシチュエーションですが、これがまったく想像できませんでした(笑)。とはいえ、島耕作シリーズといえば、講談社「モーニング」の看板作品ですから、その声を任せていただけるというのは非常にありがたいこと。やるからには全力で挑むという思いで収録に臨みました。
弘兼先生の絵が動いている映像は、すごく新鮮でした。そのビジュアルと、先に収録された他の方の声をガイドにしつつ、島さんのしっかり者というイメージに加えて、女性にすごくモテる優男という面も表現できるよう、ニュアンスの軟らかさや、穏やかな感情の振幅を意識して演じました。今回は雑学を言うという限定されたシチュエーションではありましたが、島耕作を取り巻く様々な女性たち、そして娘や同僚など、相手によって多少雰囲気を変えられたらと思い収録に臨みました。
口ぐせの「なんだって!?」は面白かったですね。テンションの似た場面もいくつかあり、どう演じたものか悩むところもありましたが、そこは収録スタッフとの駆け引きで、何カ所かその場の気分に任せて言ってみた「なんだって!?」でオッケーをもらったところもありました。
クイズ番組は、子どもの頃から好きなジャンルの一つです。番組の途中からでも参加できますし、翌日、誰かに話したくなったり、会話の糸口にしたりすることができますよね。
今回、僕が読んだ問題は、意外なものから「ああそうなんだ」と確認できるものまで、幅広く出題されています。まったく分からなくてお手上げというものはないと思うし、答えは知っていたけど理由はこうだったんだとか、知っているつもりの問題からかけ離れた答えが出てきたりするので、出題していてもとても楽しかったです。
島耕作が雑学を出題…というのは、最初は皆さんも僕と同じように戸惑うと思うんです(笑)。どういうつもりなんだろう?と。でも、すぐ慣れます!(笑)見ているうちにきっと、「島耕作といえば雑学博士だよね!」と思ってもらえる作りになっています。ぜひクイズと一緒にお楽しみください。
「紅白雑学総研」
放送日:2017年7月23日(日)18:57~20:54
MC:石坂浩二、高島彩
出題:島耕作(神谷浩史)
出演者:紅組/安藤和津、井森美幸、岡田結実、皆藤愛子、草刈民代、中田喜子、浜口京子、藤田ニコル、宮澤エマ
白組/伊藤一朗(ELT)、筧利夫、河合雪之丞、小峠英二(バイきんぐ)、鈴木福、田山涼成、長嶋一茂、宮本亜門、向井慧(パンサー)
天の声:ピエール瀧