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映画「東京喰種」窪田正孝が「自分を消すところから始めた」と役作り回想

石田スイ原作による実写映画「東京喰種 トーキョーグール」の公開直前イベントが、東京・寺田倉庫にて本日7月20日に開催された。

「美食家たちのための晩餐会」と題し、来場者に「東京喰種」の世界をイメージした料理やドリンクを提供した本日のイベント。来場者がドレスコードとして用意された白いマスクを着用しながらイベントが進行する中、金木研役の窪田正孝、笛口雛実役の桜田ひより、西尾錦役の白石隼也、四方蓮示役の柳俊太郎がサプライズで登場すると、会場からは歓声が上がる。

「金木は保守的な役柄」と語る窪田は、「マンガの世界観を映画にするのは難しいので、自分を消すところから始めました」と役作りを振り返る。白石から「頼もしい座長でしたね」と賞賛されると、「あとでお肉を……」と返し、笑いを誘った。

原作の大ファンだという桜田は作品内での食事シーンについて「見た目のインパクトはすごいけど、食べてみるとおいしいです」と告白。劇中で窪田と激しいアクションを繰り広げた白石は「刺激的でほんと楽しかったです」と回想し、柳は「喰種に食料を与えるシーンは原作で『カッケー!』と思っていたんで、やれてよかったです」とお気に入りのシーンを説明した。

続いて、喰種が人肉以外で唯一口にできるものがコーヒーであることにちなみ、司会のお笑いコンビ・コーヒールンバの平岡佐智男がコーヒーを淹れてキャストに振る舞うことに。その後窪田が「“の”の字を書くように入れるんですよね」と言いながらお湯をそそぎ入れ、会場の中から選出された来場者にコーヒーを提供した。最後に窪田は本作について、「人間の本質をすごく突き詰めたメッセージがある。周りの人に生かされていることとか、自分が困ったときに助けてくれる人は誰なんだろうとか感じさせてくれる作品です」と見どころをアピールした。

映画「東京喰種 トーキョーグール」は7月29日に全国ロードショー。監督は萩原健太郎、脚本は楠野一郎が担当する。

映画「東京喰種 トーキョーグール」

2017年7月29日(土)全国ロードショー

スタッフ

原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」
監督:萩原健太郎
脚本:楠野一郎
配給:松竹

キャスト

金木研:窪田正孝
霧嶋董香:清水富美加
亜門鋼太朗:鈴木伸之
笛口雛実:桜田ひより
神代利世:蒼井優
真戸呉緒:大泉洋
芳村功善:村井國夫
古間円児:浜野謙太
入見カヤ:佐々木希
四方蓮示:柳俊太郎
笛口リョーコ:相田翔子
永近英良:小笠原海(超特急)
ウタ:坂東巳之助
西尾錦:白石隼也
小坂依子:古畑星夏
草場一平:前野朋哉
小倉久志:ダンカン
嘉納明博:岩松了

(c)2017「東京喰種」製作委員会 (c)石田スイ/集英社