山口ねね「陽だまりのアスファルト ~姐さん、はじめました~」の1巻が、本日1月24日に発売された。
本作の主人公は、名前の通り幸が薄い薄井灯。両親を交通事故で亡くした灯は、父親が残した借金を返済するため、取り立て屋の息がかかった会計事務所で働くことになった。ある日、見知らぬ男たちから悪蛇組(わるだくみ)の若頭・スミレのもとに連れて行かれた灯。実はスミレは危篤状態の組長に「所帯を持てば跡目を継がせてやる」と言われ、知り合いの女性に嫁のフリを頼んでいた。灯がやってきたのは手違いだったが、互いに好印象だった2人は会ったその日に結ばれてしまい……。単行本には電子配信された本編に加え、描き下ろしのエピソードも収録された。