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第65回小学館漫画賞、一般向け部門は「アオアシ」と「かぐや様は告らせたい」が受賞

第65回小学館漫画賞が、本日1月22日に発表された。一般向け部門を受賞したのは小林有吾「アオアシ」と赤坂アカ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」。

「アオアシ」はJリーグのユースチームを描いたサッカードラマで、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて連載中。単行本は18巻まで発売中で、19巻が1月30日に発売される。2019年には舞台化もされた。一方の「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」は、由緒正しき名門高校を舞台に、生徒会長の白銀御行と副会長・四宮かぐやの恋愛模様を描くラブコメディ。週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中で、単行本は17巻まで発売されている。同作は2019年にTVアニメ化を果たしたほか、白銀役・平野紫耀(King & Prince)、かぐや役・橋本環奈による実写映画も公開。2020年4月にはTVアニメ第2期の放送を控えている。

そのほか児童向け部門を環方このみ「ねこ、はじめました」、少年向け部門を小山愛子「舞妓さんちのまかないさん」、少女向け部門をコナリミサト「凪のお暇」がそれぞれ受賞した。「ねこ、はじめました」は猫になってしまった男子高校生・和代尚と、猫の尚を“ニャオ”と名付けてかわいがる女子高生・チカによるコメディ。ちゃお、ちゃおDX(どちらも小学館)にて連載されており、単行本は6巻まで発売中だ。

「舞妓さんちのまかないさん」は京都の花街を舞台に、舞妓さんたちが帰る場所“屋形”で働く、16歳のまかないさん・キヨを軸にした物語。週刊少年サンデー(小学館)にて連載中で、単行本は12巻まで発売されている。「凪のお暇」はエレガンスイブ(秋田書店)にて連載中。場の空気を読みすぎてしまうOL・大島凪が、人生をリセットしようとしたことから始まるラブコメディで、2019年には黒木華主演でTVドラマ化された。

また審査委員特別賞として株式会社藤子・F・不二雄プロ、沢田ユキオ「スーパーマリオくん」が表彰されている。第65回小学館漫画賞の審査委員はかざま鋭二、川村元気、島本和彦、ブルボン小林、細野不二彦、松田奈緒子の6名が務めた。なお受賞者には、正賞として中野滋の作によるブロンズ像「みのり」、副賞として賞金100万円が渡される。