トミカ50周年記念アニメのテーマは“絆”、「男の子にも女の子にも愛される作品に」

TVアニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」製作発表会にて、左から監督のウシロシンジ、ガオグランナーレオ役の檜山修之、ガオグランナーイーグル役の日野聡、駆動ライガ役の石上静香、駆動クウガ役の桜井春名、マッハ ゴウ役の福山潤。

「トミカ」の50周年記念作品であるTVアニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」の製作発表会が本日1月15日に東京都内で行われ、監督のウシロシンジ、キャストの石上静香、桜井春名、檜山修之、日野聡、福山潤、応援団長のよゐこらが登壇した。

発表会では最初にタカラトミーの代表取締役社長・小島一洋氏より「トミカ絆合体 アースグランナー」という作品名が発表され、「『トミカ』は子供から大人まで、親子、兄弟、友達、人と車といった多くの絆を作ってきた。その絆の強さをアニメで表現したい」という志が語られた。また製作委員会に参加するテレビ大阪の代表取締役社長・田中信行氏は、「テレビ大阪としては初めての男の子向け作品ですが、もう男の子向け・女の子向けといった時代ではないのかもしれません。男の子にも女の子にも愛されるTVアニメを目指していきたい」と意気込みを述べた。

ウシロ監督は「『トミカ』は僕も子供の頃から遊ばせていただいて、その頃のワクワクするような気持ちでアニメを作らせていただいています」と挨拶。「全国の子供たちにワクワクしていただいて、『トミカ』、アニメ『アースグランナー』、車を盛り上げる1年にしたいと思います」と意気込みを語った。W主人公となる双子の弟・駆動ライガ役の石上は「ライガは元気っ子で、熱血で、ポジティブな男の子。変身すると身長も伸びるので、演じるときには声も少し変えています」と明かし、「戦闘もキャラクターもどれもカッコいい。子供から大人まで全員楽しめる作品」とアピール。双子の兄・クウガ役の桜井は「クウガくんは反対に頭脳派で、クールでカッコいい男の子。アフレコはまだ序盤ですが、演じていていろいろな“絆”を感じています」と語った。

“ビークル”と呼ばれるメカで、ライガの相棒となるガオグランナーレオ役の檜山は「久しぶりに地球を守れる役でワクワクしています。おもちゃをお子さんが手に取って遊んでいただくときに、合体や必殺技の掛け声を真似て楽しんでもらえるような芝居をやりたいと思っています」と、子供向け作品ならではの意気込みを述べる。クウガの相棒となるガオグランナーイーグル役の日野は「子供も大人も熱くなるアニメーション。全力で思いをぶつけて、たくさんの子供たちに夢を与えられる作品にできるよう精進していきます」と語り、ライガとクウガの兄貴分であるスーパーレーサー・マッハ ゴウを演じる福山は、「観ていただく皆さんと『トミカ』や車との絆を築けるよう、がんばって参ります」とメッセージを贈った。

イベントではライガの変身後の姿である“グランナーR”、クウガの変身後の姿である“グランナーK”、ロボットの“アースグランナーレオチータ”も登場。石上が「俺たちの絆で、地球の平和を守るぜ!」、桜井が「俺たちの熱いバトルを、楽しみにしてくれよな!」といち早くセリフを披露した。

「トミカ」が2020年に発売開始から50周年を迎えることを記念して制作される「トミカ絆合体 アースグランナー」は、地球の自転エネルギーから放たれるアースエナジーを狙い宇宙から襲来した謎の敵に、双子の兄弟・駆動ライガと駆動クウガが相棒の“ビークル”とともに立ち向かっていく物語。4月よりテレビ大阪・テレビ東京系列6局ネットにて放送される。

「トミカ絆合体 アースグランナー」

テレビ大阪・テレビ東京系列6局ネットにて2020年4月放送開始

スタッフ

原作:タカラトミー
監督:ウシロシンジ
シリーズ構成:山田由香
キャラクターデザイン:井ノ上ユウ子
音楽:朝倉紀行
音響監督:えびなやすのり
アニメーション制作:OLM

キャスト

駆動ライガ:石上静香
駆動クウガ:桜井春名
ガオグランナーレオ:檜山修之
ガオグランナーイーグル:日野聡
マッハ ゴウ:福山潤

(c)TOMY/アースグランナー・テレビ大阪