三条陸原作、堀井雄二監修による稲田浩司「DRAGON QUEST-ダイの大冒険-」の完全新作アニメ化が決定した。時期は2020年秋。
「ダイの大冒険」はゲーム「ドラゴンクエスト」の世界観をベースに、勇者ダイと仲間たちの旅を描いた冒険ファンタジー。週刊少年ジャンプ(集英社)で1989年から1996年にかけて連載され、単行本全37巻が刊行された。文庫版は全22巻で発売中。累計発行部数は4700万部。1991年にTVアニメ化も果たしている。
このたびのアニメ化は、千葉・幕張メッセにて開催されている「ジャンプフェスタ2020」のスクウェア・エニックスブースで行われた、「星ドラ CEO 就任記念 堀井雄二×DAIGO 生対談」の中で発表された。ステージには堀井雄二とDAIGOに加え、三条が登壇。アニメーション制作を東映アニメーションが担当することも明かされた。DAIGOは「ステージ降りたらバランヘアーにします」「ヒュンケルの格好をしたい!」と興奮気味にコメント。堀井は現在の技術で制作される新作アニメに期待を寄せ、三条は「がんばってきたかいがあった。これからもドラクエの仲間として『ダイ』を愛してくれたら」と長年のファンに感謝を述べた。ステージでは稲田が寄せた描き下ろし色紙も公開。なおスクウェア・エニックスにより、同作のゲーム化プロジェクトが進行していることも発表された。
少年ジャンプ+では12月23日より「DRAGON QUEST-ダイの大冒険-」の無料連載がスタート。2020年1月6日より、1991年版のアニメが各種配信サービスにて配信されることも告知された。