アニメ「BanG Dream!(バンドリ!)3rd Season」の制作発表会が、本日12月12日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催された。
イベントにはPoppin’Partyの戸山香澄を演じる愛美、Roseliaの湊友希那を演じる相羽あいな、RAISE A SUILENのレイヤを演じるRaychellが登壇。またブシロードの「バンドリ!」プロデューサー・根本雄貴、「バンドリ!」音楽プロデューサーの上松範康、ゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」を手がけるCraft Eggの代表取締役社長である森川修一、アニメ「BanG Dream! 3rd Season」でアニメーション制作を担当するサンジゲンの代表取締役・松浦裕暁、監督の柿本広大に加え、アニメ「BanG Dream!」シリーズの構成と脚本を手がける綾奈ゆにこが声で参加した。
イベントの冒頭では、「BanG Dream! 3rd Season」のCMを初公開。映像が流れた後、根本プロデューサーは「『2nd Season』では各バンドの楽しそうな姿を映像にしましたが、今回は何かを予感させる“エモさ”を大事にしたいと思って作りました」と説明する。また顔の一部分のみが登場したあるキャラクターの話題になると、キャスト陣は「全部は出てなかったですけど、きっとあの人ですよね!?」と大興奮。柿本監督はファンに向け、「誰かは秘密なんですが、『3rd Season』のキーマンになっていますので!」と期待を煽った。
またイベントでは本作のあらすじも明らかに。Poppin’Party主催ライブから4カ月が経ち、メンバーたちがライブハウスGalaxyであるポスターを見つけるところから物語は動き出す。柿本監督は「最初の『BanG Dream!』はポピパ結成の話。『2nd Season』は絆が深まる話を作ることができました。『3rd Season』はポピパや、ポピパだけじゃないかもしれませんが、夢のひとつを叶えるために努力をするお話になればいいと思います」とコメント。綾奈も「キラキラドキドキなお話で、私も脚本を書いてて楽しかったです」と話す。最終話までのアフレコを終えているというキャスト陣は、ネタバレを恐れながら「めっちゃよかったよね……!」と絶賛した。
オープニング主題歌「イニシャル」を作曲した上松は、「ポピパでやってみたいというか、皆さんに見てもらいたい姿があって。カッコよくて切ない彼女たちを見たいと伝えて作りました」と説明。同じく作曲したエンディング主題歌の「夢を撃ち抜く瞬間に!」については、「リズム隊を消すと合唱曲ぽくなって、みんなで歌いたくなるような楽曲になるんです」と述べる。愛美が「ライブとかで歌うのいいですね!」とテンションをあげると、上松は「ぜひ観客を煽ってください」とリクエストした。
また第1話は2020年1月23日23時よりTOKYO MXほかにて順次スタートし、YouTubeとAbemaTVではオンエアより30分前に配信されることも決定。1月2日23時からTOKYO MXでは特番「24時間バンドリ!TV 2020」が放送され、YouTube LiveとPeriscopeでもリアルタイムで配信されることが告知された。
さらにイベントでは第1話の冒頭5分も上映され、1月5日に全国の対象映画館では第1話から4話までを最速で見ることができる上映会が開催されることも明らかに。またミニアニメ「BanG Dream! ガルパ☆ピコ」の第2期「BanG Dream! ガルパ☆ピコ~大盛り~」の制作が決定したことも発表された。そのほか「バンドリ!」プロジェクトのライブやトークイベントの情報もさまざま解禁。詳細は公式サイトで確認を。
最後にRaychellは「アニメを観ていただいて、ゲームもやっていただき、ライブも来ていただいたりしながら、アニメと一緒に連動していく感じを楽しんでください」と挨拶。相羽は「来年もライブで会えるでしょ? ゲームでも会えるでしょ? アニメでも会えるでしょ? 動画でも会えるでしょ? イベントでも会えるでしょ? めっちゃ会えるんだよ、みんな! こうしていろんな楽しみをお届けできるのが本当に幸せです」と述べる。愛美は「『3rd Season』で私は『ポピパでうれしいなあ』って瞬間がたくさんあったので、皆さんも観ていただけたら同じような感情を抱いていただけるんではないかなと思います。ぜひいろんな人に観ていただいて、幸せな気持ちになっていただきたいです」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
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