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アニメ「Sacks&Guns!!」ヒロイン公開オーディション、1400名から選ばれたのは小畑かのん

TVアニメ「Sacks&Guns!!(サクガン!!)」のヒロイン・メメンプー役を決めるオーディションの最終審査会が、去る12月8日に東京・文化放送メディアプラスホールにて行われ、東京都出身の大学生・小畑かのんが選ばれた。

「Sacks&Guns!!(サクガン!!)」はオリジナルアニメの原案を公募するプロジェクト・Project ANIMAの第1弾「SF・ロボットアニメ部門」にて準大賞を受賞した、戌井猫太郎「削岩ラビリンスマーカー」のアニメ化作品。オーディションには約300名のプロ声優と、約1100名の一般応募者の計約1400名が参加し、1次、2次審査を通過したファイナリスト7名が最終審査会に臨んだ。最終審査会では本作にも出演する緑川光、豊永利行ら10人が審査員を務め、セリフ審査や、リンダ役の津田美波との掛け合いによる審査が行われた。

小畑の選出理由について、Project ANIMA総合プロデューサーであるDeNAの上町裕介氏は「票は割れましたが、最後は全員一致で決まりました。一番ナチュラルな演技をしている人を選ぼうというのが審査の大事なポイントでした。堂々としているし、のびのびと演技できていて、伸び代も感じる」と述べ、小畑は「すごくうれしいです。(メメンプーは)自分と重なる部分がある子なので、一緒に成長していけたらいいなと思います」と喜びを語った。

緑川は「先輩から学ぶことは当然ありますが、若い人から学ぶこともあるので、僕もそういう気持ちをなくさず、一緒に成長していけたらいいですね」とコメント。豊永は「本当に拮抗した審査だったので、今回惜しくも企画を逃してしまったほかの6名の方も、ここまで来たのは本当に自信を持っていいこと。これを胸に、引き続き夢に向かって頑張ってください」とエールを贈った。なお小畑は併せて青二プロダクションへの所属が決定。最終審査の模様はYouTubeで全編アーカイブ視聴が可能だ。

「Sacks&Guns!!(サクガン!!)」は岩盤に隔てられた地下コロニーを舞台に、コロニーの外に広がる危険な未開地帯“ラビリンス”を開拓する“マーカー”を志す少女・メメンプー、マーカーをやめた男・ガガンバーらの活躍を描くSFヒューマンドラマ。サテライトがアニメーション制作を手がけ、監督は和田純一が、キャラクター原案は岩原裕二が務める。

アニメ「Sacks&Guns!!(サクガン)」

スタッフ

監督:和田純一
キャラクター原案:岩原裕二
メカニックデザイン:ブリュネ・スタニスラス
コンセプトデザイン:幸田和磨
シナリオ協力:芝村裕吏
音響監督:木村絵理子
音響制作:東北新社
アニメーション制作:サテライト

キャスト

小畑かのん、豊永利行、緑川光、津田美波ほか