桜井画門原作による実写映画「亜人」に、アニメ版で永井圭役を演じた宮野真守が出演する。
2015年11月に劇場アニメが公開され、2016年1月にはテレビアニメも放送された「亜人」。宮野は、佐藤健扮する主人公・永井圭の“IBM(インビジブル・ブラック・マター)”の声を担当する。IBMは亜人だけが操ることのできる、圭の分身のような存在。実写映画版への出演が決まったことについて、宮野は「まさか自分にもIBMの声としてお声がかかるなんて、びっくりしましたけど、とてもうれしかったです」と喜びのコメント。また「インパクトのあるIBMですが、実写映画ならではの魅せ方で登場するので、皆さん是非ご覧頂ければと思います」と語っている。なお宮野は、本作の予告および特報映像のナレーションも務めている。
「亜人」は、決して死なない新人類・亜人と、それを追う国家権力との攻防を描いたバトルサスペンス。交通事故でトラックに轢かれ、自分が亜人であることを知る主人公・永井圭を佐藤が、圭に近づく不死身のテロリスト・佐藤を綾野剛が演じる。映画「亜人」は、9月30日より全国東宝系にて公開。
宮野真守コメント
僕にとって「亜人」は永井圭の壮絶な人生を通して、いろんな感情を味わった、とても思い入れの強い作品です。彼と一緒にいろんな想いを抱いて、たくさんの景色を見てきました。なので、「亜人」が実写映画化すると聞いたときも、また新たな「亜人」の姿が見られると思い、いちファンとしてわくわくしていました。そこでまさか自分にもIBMの声としてお声がかかるなんて、びっくりしましたけど、とても嬉しかったです。収録は本広監督にご指示頂き、丁寧に演出してくださったので、とても楽しい収録をさせて頂きました。いろんなパターンを録ったので、どれが使われるのか自分でも楽しみです。
実写映画の映像も拝見したのですが、とにかくすごいです!IBMや亜人たちのド迫力なアクション。圧倒されすぎて楽しんで最後まで見てしまいました。アニメでも僕が印象に残っている人体実験のシーンがあり、佐藤健さんが体当たりで臨んでいる姿を見て、経験したこともない人体実験シーンを僕もアニメの収録のときに悩みながら全力で演じたなと思い返されました。あの残酷なシーンを体験された方が他にもいる!と佐藤健さんに勝手ながら親近感を覚えました(笑)
なんといっても、「亜人」が持つテーマをアニメ・実写共に、原作へのリスペクトで描かれていると感じました。“死ねないからこそ持つ葛藤”、そして“斬新すぎる設定”が魅力の作品です。アニメとはまた違った展開で進むストーリーも楽しんで観て頂けると思います。インパクトのあるIBMですが、実写映画ならではの魅せ方で登場するので、皆さん是非ご覧頂ければと思います。
映画「亜人」
2017年9月30日全国東宝系にて公開
監督:本広克行
原作:桜井画門「亜人」(講談社「good!アフタヌーン」連載)
出演:佐藤健、玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、山田裕貴、浜辺美波、品川祐、吉行和子、綾野剛
(c) 2017映画「亜人」製作委員会 (c) 桜井画門/講談社