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ぺろりん先生の初マンガ本は「7割くらいがホント」、雑誌連載の野望も語る

ぺろりん先生こと鹿目凛(でんぱ組.inc)による初の単行本「よもぎちゃん」 の刊行を記念したお渡し会が、去る10月19日に東京・書泉ブックタワーで行われた。

「よもぎちゃん」は、駆け出しのアイドル・よもぎちゃんと、彼女を取り巻くグループのメンバー、アイドルヲタクたちの日常をゆるく描いた4コマ。サンデーうぇぶり(小学館)にて発表された。

お渡し会前にはマスコミ向けの囲み取材も実施。約1年半にわたって連載された本作について、ぺろりん先生は「アイドル活動をしながらマンガを描いているので、ライブやレッスンもあって締め切りを守るのが大変でした。ぎりぎりになってしまったことや、遅れてしまったこともあったりで心苦しかったです(笑)」と回想する。アイドルを題材にしていることから「どこまでがリアルなのか?」と問われると「7割くらいがホントにあった出来事です。アイドルやオタクのあるあるを交えて描いています」と回答した。

また実際に単行本を手に取った際の感想については、「本屋さんで(単行本が)たくさん売られている中のひとつとして、自分の作品を作ってもらえたんだって感動しました。(単行本になると)『こんなに描いたんだ』って達成感もありましたし、『マンガ家なんだ』っていう実感も湧いてきて」とコメント。さらに今後のマンガ家としての野望として、雑誌連載を目標に掲げた。

このほか会場では麻生周一との結婚を発表した、古川未鈴(でんぱ組.inc)についての話題も。結婚発表について聞いた際は、古川について「とにかくびっくりした」と振り返るぺろりん先生は、「もともとめちゃくちゃ優しい方だったんですけど、私が自分からはなかなか言えないことがあったりしたときに、そこを見抜いて気遣ってくれる優しさがさらに増えた気がしています」とコメント。最後に「言葉で(気持ちや自分の日常を)伝えるのが苦手なんですが、イラストとかだと伝えることができるので、私自身のアイドル活動とか、ファンの方の気持ちとかをイラストで表現できたらいいなと思っています」と挨拶して、囲み取材は締めくくられた。