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「サザエさん」SPドラマにタラちゃんの妹・フグ田ヒトデ、“家族写真”も到着

長谷川町子原作によるアニメ「サザエさん」の放送開始50周年を記念したスペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」よりキャスト陣がサザエさん一家に扮した“家族写真”が到着。タラオの妹であるフグ田ヒトデ役で桜田ひよりが出演することも明らかになった。

このたびのドラマは、フジテレビ系にて11月24日に放送される「サザエさん」のスペシャル番組内でオンエアされるもの。フグ田ヒトデは、1954年に発刊された雑誌・漫画読本(文藝春秋)の創刊号に掲載された10年後のサザエさん一家を描いた1コママンガ「サザエさん一家の未来予想図」に、1度だけ登場したキャラクターだが、今回のドラマでは磯野家の20年後の姿を描いたオリジナルエピソードが展開されることから、幻の8人目の家族として65年ぶりに登場するに至った。作中では、とある理由からサザエに対しつい距離をとってしまい、家族の一家だんらんに対しても照れくささを隠せない17歳のヒトデの姿が描かれる。

“20年後のリアリティー”がポイントだというビジュアルは、サザエのヘアスタイル、マスオのグレースーツ、カツオの野球帽、ワカメのおかっぱ頭、タラオの前髪、波平の一本毛、フネの和装姿など、キャラクターの特徴を踏襲しつつも、20年の歳月を感じさせる仕上がりに。主人公・サザエを演じる天海祐希は「ヘアメイク、監督、スタッフの方とすごく考えました。微妙にサザエさんに見える髪型、なじみの深い髪型ですからあれをどうするか、でもイメージを変えずにちょっと変化があったほうがいいんじゃないかとそこから話し合いを繰り返しました」とこだわりを語った。

桜田ひより(フグ田ヒトデ役)コメント

オファーされたときの心境

本当にびっくりしました。幻の8人目の家族と言うことで、調べてみると原作では1回しか登場していないとてもレアなキャラクターで、すごく演じがいがあるなと感じました。

ヒトデ役を演じるにあたっての意気込み

他のキャラクターと違ってキャラクター像がなかったので、お母さん(サザエさん)やお父さん(マスオさん)、お兄ちゃん(タラちゃん)を研究して、それぞれの似ている部分も表現していきたいです。

“磯野家の人々”との共演について

本当に撮影が楽しくて、現場も和気あいあいでした。学ぶ事もたくさんあって、自分がまた1つ成長できたなぁと感じました。

視聴者へのメッセージ

皆さんが知っている「サザエさん」でヒトデ役として出演できた事はとても誇りに思っています。現代のサザエさんだったらこんな感じなんだな、と想像を膨らませながら見ていただけたらうれしいです。

「フジテレビ開局60周年記念 アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』」

放送日:2019年11月24日(日)20:00~21:54

スタッフ

原作:長谷川町子『サザエさん』
脚本:阿久津朋子
プロデュース:渡辺恒也、小林宙(共同テレビ)
演出:鈴木雅之

キャスト

フグ田サザエ:天海祐希
フグ田マスオ:西島秀俊
磯野カツオ:濱田岳
磯野ワカメ:松岡茉優
フグ田タラオ:成田凌
フグ田ヒトデ役:桜田ひより
磯野フネ:市毛良枝
磯野波平:伊武雅刀