劇場アニメ「ぼくらの七日間戦争」W主演の北村匠海と芳根京子らキャスト発表
劇場アニメ「ぼくらの7日間戦争」のメインキャストが発表された。
歴史マニアで学校では目立たない存在の高校2年生・鈴原守役を北村匠海、守の幼なじみで彼が密かに思いを寄せる美人なお嬢様・千代野綾役を芳根京子が担当。本作は北村と芳根のダブル主演の形で上映される。
また2人のクラスメイトで7日間、大人から隠れるだけの「バースデー・キャンプ」に参加することになる山咲香織役を潘めぐみ、緒形壮馬役を鈴木達央、本庄博人役を大塚剛央、阿久津紗希役を道井悠が演じる。さらに守たちが石炭工場で出会うタイ人の子供・マレット役に小市眞琴、綾の父で議員秘書の本多政彦役に櫻井孝宏がキャスティングされた。
本映画の原作にあたる宗田理の小説「ぼくらの七日間戦争」で学生時代に感想文を書いた経験もあるという北村は、「歴史ある作品に関われた事が光栄ですし、僕自身もこの作品を通して“青春”をまた味わえた気がしています!」とコメント。芳根は「実写映画を観た人も、原作の小説を読んだ人も、初めて『7日間戦争』に触れる人も、自由な世界に飛び込むような爽快さを味わえる映画になっていると思います」とコメントした。
原作小説から舞台を2020年の北海道へと移して描かれる映画「ぼくらの7日間戦争」。父親の都合で東京への引っ越しを迫られていた綾に対し、守が逃げようと提案したことから物語は動き出す。映画は12月13日に東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで封切られる。
北村匠海(鈴原守役)コメント
学校の図書館に必ず並んであった「ぼくらの七日間戦争」は感想文を書いた経験もあって、そんな親しみのある作品の声優をやらせて頂けることが素直に嬉しかったです。
映画「HELLO WORLD」に続き、声優2作品目になりますが、やはり“声でお芝居をする”というのはなかなか難しく、今回もすごく勉強になることばかりでした。
歴史ある作品に関われた事が光栄ですし、僕自身もこの作品を通して“青春”をまた味わえた気がしています!
ぜひ多くの方に見て頂ければと思っています。
芳根京子(千代野綾役)コメント
いつの時代も愛され続けている作品にこうして携われることができて嬉しいです!
脚本を読んで“高校生と大人たちとの7日間戦争”という設定にすごくワクワクしましたし、私が演じさせていただく綾がアニメの中で生きていることにとっても感動しました!
今回、プロの声優のみなさんと一緒にアフレコするという貴重な経験をさせていただきました。そんな中で初めてご一緒する北村さんの存在は、声のお仕事の経験がほとんどないわたしにとってとても心強く、『一緒に頑張ろう!』とものすごいパワーになりました。
実写映画を観た人も、原作の小説を読んだ人も、初めて「7日間戦争」に触れる人も、自由な世界に飛び込むような爽快さを味わえる映画になっていると思います。
たくさんの人たちに、理不尽な大人たちと戦う少年少女の、青春をかけた7日間を是非劇場で見守ってほしいです!
村野佑太監督コメント
「芝居はセッション。色んな人と演じあうことで良い物が生まれる」と、初対面の時に北村匠海さんが言いました。
俳優と声優が一緒に収録出来る現場がそう多くはない中で、『7日間戦争』はその言葉を信念に、冒険する子ども役7人の収録を一緒に行うことになります。
その場の誰をも唸らせる入魂の芝居で綾を演じた芳根京子さん、クライマックスの収録はまさに圧巻の一言でした。そしてチームをまとめる潘めぐみさんと鈴木達央さんの存在感を中心に、結束し、頼り合い、導き合う関係になってゆく7人の空気感は、まさに原作が求めた子ども達の姿そのもの。
その尊さは、この作品の確かな魅力です。
映画「ぼくらの7日間戦争」
2019年12月13日(金)全国ロードショー
スタッフ
原作:宗田理「ぼくらの七日間戦争」(角川つばさ文庫・角川文庫 / KADOKAWA)
監督:村野佑太
脚本:大河内一楼
キャラクター原案:けーしん
キャラクターデザイン・総作画監督:清水洋
総作画監督:西岡夕樹
場面設計:関根昌之
美術監督:栗林大貴
色彩設計:広瀬いづみ
撮影監督:木村俊也
音響監督:菊田浩巳
音楽:市川淳
制作:亜細亜堂
配給:ギャガ KADOKAWA
製作:「ぼくらの7日間戦争」製作委員会
キャスト
鈴原守:北村匠海
千代野綾:芳根京子
山咲香織:潘めぐみ
緒形壮馬:鈴木達央
本庄博人:大塚剛央
阿久津紗希:道井悠
マレット:小市眞琴
本多政彦:櫻井孝宏
(c)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会