本日9月21日、京都・みやこめっせほかにて「京都国際マンガ・アニメフェア2019」が開幕した。
「京都国際マンガ・アニメフェア2019」は、“京まふ”の愛称で知られる西日本最大級のマンガ・アニメイベント。2日間で約70の企業・団体が出展しマンガ・アニメに関連する展示やグッズ販売を行うほか、声優などが登壇する13本のオープンステージプログラムと、事前抽選制の12本のステージプログラムが、みやこめっせと向かいに位置するロームシアター京都を使って行われる。
みやこめっせ3階のytvブースではアニメ「MIX」より、大きなパンチがお出迎え。同ブースでは「僕のヒーローアカデミア」を大きくフィーチャーされ、メインキャラクターが集合したパネルのほか、先行販売が行われた水墨画アートも目を引いた。同じくみやこめっせ3階の集英社・週刊少年ジャンプのブースでも、「ヒロアカ」より等身大のデクのフィギュアを設置。また1階廊下にはGRANTdesignによる巨大なねぷたも展示された。
KADOKAWAのブースでも「Re:ゼロから始める異世界生活」のエミリア、「この素晴らしい世界に祝福を!」のめぐみんのねぷたを展示。「このすば」に登場するモンスター、ジャイアントトードの巨大なオブジェもインパクト大だ。手塚プロダクションブースでは、10月よりテレビ東京で放映される「GO!GO!アトム」の場面写真を展示。また地元・京都の映画館、T・ジョイ京都のブースには映画「HiGH&LOW THE WORST」のコーナーも設けられ、実際に撮影に使用された衣装を間近で見ることができる。
みやこめっせ1階には、京都市交通局や京都市動物園、京都造形芸術大学といった地元ゆかりのブースが並ぶ。アニメーション制作会社・ライデンフィルム京都スタジオのブースでは、2020年の発表を目指して進行中のアニメ「神在月のこども」のビジュアルや、「ちびゴジラ」の設定資料、10月より放送されるアニメ「放課後さいころ倶楽部」の展示などが用意された。また1階のフロンティアワークスブースでは春園ショウの「佐々木と宮野」が大きくフィーチャーされ、“ささみゃー神社”と題して巨大な鳥居が設営された。
なお会場には京都アニメーション第1スタジオで7月18日に発生した放火火災を受け、義援金箱とメッセージボード、メッセージノートを設置。多くの人が足を止め、募金を行う様子や激励のメッセージを書き込む姿が見られた。
「京都国際マンガ・アニメフェア2019」は明日9月22日も開催される。連動企画として末次由紀の原画展「ちはやふるの世界~末次由紀原画展~ おこしやす京都篇」が、12月22日まで京都・京都国際マンガミュージアムにて開催中だ。