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千葉雄大、摩緒と犬夜叉が共演する高橋留美子の色紙に大喜び「我が家で一番高価」

高橋留美子「MAO」の1巻発売に合わせた「小学館『MAO』発売記念イベント」が、本日9月19日に東京・三省堂書店池袋本店で開催。イベントには本作の宣伝大使に就任した千葉雄大が出席した。

千葉は「MAO」に登場する陰陽師の少年・摩緒(まお)の衣装を身にまとって登場。衣装について「忠実に再現してくださって身が引き締まる思いです」と述べながら、特注だというマントをアピールする。また「MAO」の宣伝大使に就任した経緯を「もともと僕は『犬夜叉』の大ファンで。小学生ぐらいのときに連載が始まったと思うんですけど、最終巻まで拝見しました」と説明。「MAO」については「現代と過去を行き来するというとことで『犬夜叉』と通じるところがある」と言及し、今後の展開に期待を膨らませた。

ここで「MAO」に登場する少女・菜花が、ある日突然身体に不思議な能力を宿すことにちなみ「自分の身体能力がどこか向上するなら?」という質問が。千葉は「うーん、空を飛ぶとかできたら渋滞知らずですよね。あと視力が悪いので目がよくなりたいなとか。でもレーシックしろって話ですね(笑)」と話す。千葉はなかなか納得のいく答えを出せなかったが、最後に「体型とかを自在に操れたらいいですね」と俳優業に活かせる能力を希望した。

ここで「犬夜叉」の好きなキャラクターを聞かれた千葉は、「犬夜叉のお兄さんの殺生丸は、犬夜叉とはまた違ったベクトルで成長していくので好きです」と回答。ほかの高橋作品については「『らんま1/2』『めぞん一刻』も読みました。アニメで拝見することが多かったんですけど、『うる星やつら』とかも」と述べる。さらに高橋作品の魅力を「僕が語るのはおこがましいんですけど、まず絵が好きなのと、コミカルな中にも哲学があるなと思います。それと純粋に僕が、魔法とか妖怪とかモンスターとか非現実的なものがマンガのジャンルとして好きというのも理由のひとつで。だから今回の『MAO』とかも大好物です」と話した。

千葉はまだ高橋と直接会ったことはないそうで「子供の頃、『犬夜叉』はマンガも好きでしたしアニメも拝見してたので、いわば青春というか。感謝の意を伝えたいなと思います」とコメント。最後に千葉へ、本日のために高橋が描き下ろした色紙が渡される。色紙では摩緒と犬夜叉が共演しており、それを見た千葉は笑顔全開に。「間違いなく我が家で一番高価なものになりました」と顔をほころばせ、イベントを締めくくった。

「MAO」は「過去に死んだことがある」という少女・菜花が、ある日の下校途中、“ふたつの世界”が交わる地で1人の少年に出会い、壮絶な運命に巻き込まれていく怪奇ロマン。5月より、週刊少年サンデー(小学館)で連載されている。

(c)高橋留美子/小学館