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天才絵師・写楽の娘、春画を描くために幼なじみに抱かれる「写楽心中」1巻

会田薫「写楽心中 少女の春画は江戸に咲く」1巻が、本日9月13日に発売された。本作は月刊ミステリーボニータ(秋田書店)で連載されている。

「梅鴬撩乱」「恋する仏像」などで知られる会田による「写楽心中」は、江戸時代を舞台に、天才絵師・東洲斎写楽の娘である少女・たまきを描く物語。幼少期に吉原で働いていたたまきは、絵の才能を買われ、地本問屋である耕書堂の2代目・蔦屋重三郎に身請けされる。それから5年、耕書堂は衰退し、状況を打開したい重三郎はたまきにある絵を描くことを依頼。それは枕絵や春画と呼ばれる性風俗を描いた絵画だった。しかしたまきの絵を見て酷評し、その理由として「まだ男を知らないから」だと言う重三郎は、お抱えの摺師にしてたまきの幼なじみである由太郎に抱かれることを命令する。