本日9月2日に発売された週刊少年ジャンプ40号(集英社)にて、「剥き出しの白鳥」の鳩胸つるんによる新連載「ミタマセキュ霊(レ)ティ」がスタートした。
「ミタマセキュ霊ティ」は人々を悪霊から守るために戦うボディーガード「セキュ霊(レ)ティ」を名乗る男性・御霊浄(ミタマジョー)と、超霊媒体質の女子高校生・羽瀬玲奈(ハゼレナ)が織りなす“除霊アクションギャグ”。幼少期から霊を引き寄せ、現在では100体弱の背後霊に取り憑かれている玲奈だったが、いつの間にか霊のことを「いて当然の存在」として捉え、それほど困ることなく暮らしていた。そんなある日、玲奈の前に御霊が現れ彼女を悪霊から救おうとするが、御霊は霊に恐怖心を抱いていることが判明する。
担当編集者コメント
お気づきの方も多いかと思いますが、実は「鳩胸つるん」という名前は本名ではありません。いわゆるペンネームというやつです。
鳩胸つるん。「鳩胸」が苗字で、「つるん」が名前です。
このペンネームにしたいと相談を受けた際、もっと格好良い名前の方が良いのではと主張する担当と、このままの名前でいきたいと主張する先生とで、漫画の中身の打ち合わせですら経験したことがない程に真っ向からぶつかる白熱した議論になりました。
結果として、担当が折れる形となったのですが、読切や前作から「鳩胸つるん頑張れ!」「鳩胸つるんは良いぞ!」と鳩胸先生の名前を口に(主にTwitterに)出して、たくさん応援してくださる読者の声を耳にするにつれ、何と軽やかで覚えやすい名前だろうかと思うようになりました。
あの時の自分は間違っていたのだと、今では深く反省しています。2回くらい鳩胸先生には謝っておきました。
大空に飛び立つかのような「鳩胸」と新人のフレッシュさを感じさせる「つるん」。そんな先生が「少年ジャンプ」で描く、幽霊と幽霊から少女を守る男のふざけた戦いを、どうか温かい目で見守りながら、たまに気が向いたら「鳩胸つるん」と口に出してみてもらえたら担当としても大変嬉しいです。たくさん面白いものが溢れる最高の時代ですが、鳩胸つるんも決して損はさせないと思います。お時間あれば是非、新連載『ミタマセキュ霊ティ』を読んでみて下さい!